2017-08

北九州カクウチ探訪⑩ 武藤酒店

 本日2軒目は武藤酒店。 

 国道沿いにあるコンクリート造りの住居一体型店舗です。 

 むとう酒店

 中に入ると小さいながらも綺麗にセパレートされた飲みスペースが完備されたカクウチです。
 女将がすぐに出て来ました。

 コチラでも中瓶一本。 値段は失念。

 カウンターに置いてあるケースから いか足(100円)とよっちゃんイカ(120円)を選択。 

 かわきもの

まさに選り取り見取り。 大人の駄菓子屋といったところか。

 一連の北九州のカクウチの中では飲みスペースは狭いほうですが女将によると昔はこの狭い部屋が労働者たちでごった返していたそうだ。

 店内2

女将「昔は黒崎だけで60軒もあったんですよ~。 この辺も昔は賑やかでねぇ。 今は16軒になってしもうたぁ~」
私「16軒でも十分多いと思いますがね」(笑)
私「最近は北九州のカクウチって全国的な人気でしょう。 遠方から来る人もいるでしょ」
女将「来るのが遅すぎるわぁ~。 もう跡継ぎがおらんわぁ」(爆)

 店内1

 コチラの女将もカラカラ笑う陽気なお母さんだ。 北九州のカクウチの女将は皆明るいね。
まぁこんな商売は酒飲みを愛している人じゃないと務まらないですよねえ。

 ちなみにイカ足、美味しいけど固いです(^^;)
安いので2本食べましたが大き目なので1本でも十分です。

 ビール

 武藤酒店は昭和13年創業。 今年で79年目だそうです。
御子息は一般企業にお勤めだそうで後を継ぐ気はないみたいだ。

 カクウチというのは100年続く北九州独特の酒文化ですが10年後、20年後を考えると厳しい現実が見えてくる。 
呉のようにカクウチが消滅しないよう願うのみだ。

 一年でも長くお母さんに頑張ってもらいたいね。

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北九州カクウチ探訪⑨ 大上酒店

  元々「立ち飲み」好きの私ですが、先年北九州の「カウウチ」を8軒ほど廻り増々そのシブい佇まいに魅了されてしまった。
 ネットなどで調べてみると既に往時の面影は無いとはいうものの未だ100軒以上が営業しているという。

 しかし徐々に減りつつあるのは間違いない。 
今なら減ったとはいえ戦前から営々と営み続けているホンモノの老舗カクウチが堪能できるに違いない。

 ということで・・

 熊本からの帰郷途中にちょこっと北九州に立ち寄ったのは歴史の必然である( ̄ー ̄)ニヤリ

 さて、一言で北九州といっても何しろ政令指定都市である。 その範囲は広い(´・ω・`)

 ということで・・・

 今回は黒崎駅周辺に的を絞って徘徊することにした。

 まず昼から飲めて黒崎駅から遠い大上酒店から廻ることにした。
駅に近い店を後回しにしたほうが帰る時に楽だからね。

 さて、その大上酒店である。 午後1時頃到着。

 看板

 い、いきなり、シブいですな・・・(; ̄皿 ̄)(汗) 

 酒屋というよりも10数年前に廃業したコインランドリーのようにも見えますな(汗)
これは下調べしていなかったらまず入れませんな(; ̄皿 ̄)

 大上酒店

 中に入ると結構広く堂々とカウンターが設えてある。 長めで席も7人分ある。
相当年期が入った店ですが非常に清潔に保たれている。

 カウンター

 清掃がきちっとされているのが伝わってきます。 う~む、これは名店ですな(゚∀゚;)

 店内

誰もいないので「ごめんくださ~い」と挨拶すると奥から人の良さそうな大将が出て来た。

「一本飲ませてもらっていいですかね」
「ここで飲んでいく? ど~ぞ、ど~ぞ」
と大将が冷蔵庫から中瓶一本を取り出してくれる。 350円だ。

 冷蔵庫

 乾き物もあったが目の前の籠に入れてあるレトルトの豚足が美味しそうだったので一つもらう。 250円。

 豚足1

大将が「じゃあ 温めましょうね」と言って電子レンジで豚足を温めてくれる。

「手が汚れますからね」といって暖かいおしぼりまで出してくれた。

 おしぼり

カクウチとしたら5つ星クラスのおもてなしですな(笑)

 真空パックされたレトルトの豚足なんですが、これが超熱々で美味しいんですな(笑)
ビールによ~合います。 

 豚足2

 この日くらいから陽気もよくなり、また駅からそこそこ歩いて来たこともあってビールが美味しいですわぁ。

 瓶ビール

 それにしても大将はいい人ですし、店は超シブいし、豚足はウマいし、ビールは安いし言うことなしですな。
いやぁ~やはり北九州のカクウチは最高ですな(* ̄∀ ̄) 合計600円なり~

 健さん

 店は大正8年の創業で今年で98年目だそうな。 大将は3代目だそうです。
ただ跡継ぎはいないそうです。 う~ん、残念!_| ̄|○  

 全国各地に根付く酒文化の中でも独自の輝きを見せる北九州のカクウチですがその個性豊かな灯がまた一つ消えようとしているのは残念至極。 これも時代の流れなのかねぇ・・
 

お世辞抜きで「いい」店です♪(´ε` ) 

 せっかくの熊本。 なので・・・ もう一軒くらい立ち飲みを巡りたいですよねぇ。
しかし時間的に空いている店が近所にない。  ということで・・・ 

 同行者によるとタレント・スザンヌの母親が経営するキャサリン'sBARなる店がすぐ近くにあるというので覗いてみた。

 キャサリンズバー

 一見するとオシャレなタバコ屋とも言うべきユニークな造りですな。
想定外でしたがコチラの店は完全なる立飲みでした。 

 タバコ屋とスタンディングバーが融合したような面白い店です。

 平日ですが満員御礼状態ですね。 
20人くらいお客さんが入っておりましたが店はスザンヌの母親のキャサリン女史と妹のマーガリン女史のみ。

 二人でテキパキ廻しております。

 私めは一杯目に火の国ビールなる熊本の地ビール(?)を、

 地ビール

 二杯目にヘキサゴンなるオリジナルカクテルを飲んだ。

 カクテル1

 ツマミには馬ひも燻製(400円)と焼きイカ・大(600円)を注文。

 ツマミ1

 ツマミは即席的なものがほとんどですがそれなりに美味しいです。 

 ツマミ2

 まぁ立ち飲みですしこれで十分です。
店は立ち飲みというよりもスタンディングバーといったほうが似合う綺麗で瀟洒な造り。

 カクテル2

 マーガリン女史の説明によると2002年オープンの結構な老舗。
全国的な立ち飲みブーム以前からある古豪です( ̄ー ̄)ニヤリ

 元々お婆ちゃんが50年前から経営していたタバコ屋がルーツだそうです。 
それでタバコ屋と一体化しているんですね。

 記念撮影1

 母親のキャサリン女史が15年前に立ち飲みを始めたそうです。
スザンヌ人気にあやかったナンチャッテな店かと思いきや筋金入りのモノホンの立ち飲み店なのだ。

 コンセプトがしっかりしたある意味完成度の高い店です。
熊本に来て一番面白い店だった(笑)

 記念撮影2

 スザンヌの母親も妹も本当に腰が低く誰に対しても笑顔でサービス満点の接客。
こりゃ人気が出るのも当たり前ですね。

 お世辞抜きで再訪したいと思った店でしたよ♪(´ε` ) 


熊本の人気立飲み!

 熊本へ出張した時の話♪(´ε` ) 

 とある企業の宴会の後、さほど離れていない立呑み食堂「ねぎぼうず」へ。
立飲みが多くない熊本において高評価の立ち飲みらしい。 

 ねぎぼうず

 3人連れで入店。

 店内は平日にもかかわらず8割超の入り。

 ただ完全なる立ち飲みではなくカウンター席は座り飲み。

 店内

 ホールには酒樽を模したテーブルが4基ほどあり、こちらは立ち飲み。 

 カウンター席は全て埋まっていたので必然的に立ち飲みゾーンで。

 飲み物は各自好き勝手に注文。 私はチューハイ 300円

 チューハイ

ツマミ系はと・・
 壁一面に短冊が貼られておりますな。 こりゃ凄い数だ(゚∀゚;)

 一軒目で郷土料理系は堪能しておりますので、コチラでは立ち飲みの定番らしい激安ツマミ類を中心に注文。

 安いメニュー

 キムチ奴 130円。

 キムチ奴

 や、安いですな(; ̄皿 ̄)

 厚揚げネギまみれ 380円。 お勧めと書いてあったので注文。

 厚揚げ焼

文字通り揚げたての揚げ出し豆腐にネギがたっぷり。 熱々で美味しいです。

 マグロサイコロステーキ 380円。 これも380円とは思えぬボリューム。

 ステーキ

生醤油をかけてニンニククライスとともに。 これも美味しいッスよ。

 串盛り 6本480円。 串カツですね。

 串盛り

 これも一本80円とリーズナブル。

 鶏のレバー焼き 200円。 
 
 鶏モツ

 ハツですね。 これも200円って(汗)

 ジャガ丸チーズ 150円。

 ジャガ丸

 まぁ普通ですな。

 グラタンコロッケ 200円。 

 コロッケ

これもデカくてウマいッス。

 料理の種類も酒の種類も多くて面白い酒場ですね。
熊本の立ち飲みもレベルが高かった。

茶漬けも美味しいが酒の肴も秀逸!

 新橋で下車して一軒だけでホテルに戻るわけにもいかんよねぇ(´・ω・`)

 さて、どうしたものかと逡巡しながら徘徊していると一つの看板が目に入った。

カビヤ看板

「茶漬鹿火矢」(゚∀゚;)

茶漬けって・・・(汗) むむむ、新橋で茶漬けというのも確かに風流ではある。

カビヤ看板2

 しかし和風庶民の代名詞ともいうべき茶漬けの店にしては店構えが重厚で、ちょっとした高級バーを彷彿させる造作でありますな。

カビヤ外観

 店先に掲示してあるメニューを見ると一般的な大衆酒場に比べると高めな価格設定。

茶漬けオンリーというわけでもなく料理の種類も多い。

カビヤメニュー

 昭和33年の創業とも書いてある。 う~む、何とも興味をそそられる店ではないか。

これ以上に面白そうな店は今宵は出くわしそうもない。 ええい、入っちゃえ(* ̄∀ ̄)

 店内はそれほど広くはないが意外にも(失礼)お客さんで満員だ。 どうやらいい店らしい(ホッ)

 老夫婦が切り盛りしているのがいかにも老舗らしいが・・ 驚いたのは店主の調理を手伝っているのがインド人風の若い男性だということだ。

 また女将さんと一緒にホールを手伝っているのがこれまたインド風の若い女性だ。

居酒屋で中国系のアルバイトが多いのは今時珍しくはないが老舗の茶漬け屋でインド人風の若い男女というシチュエーションは興味深い。

 しかもこの二人が真面目によく働く。 この方達が跡を継ぐのかな?
などと食べる前から想像を巡らせてしまうではないか(苦笑)

 さて、こんな興味深い店に出くわして茶漬け一杯でお暇するのはもったいない( ̄ー ̄)ニヤリ

しばし腰を落ち着かせて楽しませてもらおうか(* ̄∀ ̄)

高清水

 まずは高清水の熱燗(450円) 高清水があるのが如何にも江戸の店という感じですな。

肴はしめ鯖をもらう。 このしめ鯖が綺麗、そして美味しい。 

しめさば

やはり思った通り酒肴系も充実した店のようだ。

 いわしのつみれは850円。 そしてこれまた美味しい! 

つみれ

丸々と大きいつみれが4個。 御椀に一杯だ(゚∀゚;)
 このいわしのつみれ汁は本当に美味しく今まで食べてきたつみれ汁の中でも一二を争う美味しさだった。

 最後はやはり店の看板の茶漬けをいただかなくては。
色々種類がありましたが未だ食べたことが無い「イワシ茶漬け」にした。900円。

茶漬け

 新鮮で分厚いイワシの刺身の漬けが入れてある。

最初はやや柔らかい出汁の茶漬けだが徐々に漬けのイワシからゴマだれの風味が溶け出してきていい塩梅の味になる。
う~ん、これまた美味しいですぞ。

つけもの

 刺身は概ね800~1400円、ブリの照焼き1200円、牛スジ煮込み900円など一般の居酒屋よりは明らかに高めの価格設定だが料理は美味しいしボリュームもしっかりあるので満足感のある滞留となった。

高清水のお銚子を2本いただいて合計3600円。 いい店でした♪(´ε` ) 


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ほうすけ

Author:ほうすけ
広島県呉市在住 
酒をこよなく愛している男です。
日本酒の魅力を発信できたらと思っています。

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