2017-04

平尾酒店で有勳を飲む

  10月16日金曜日の話

 せっかくなのでもう一軒どこかに寄って呉に帰ろう(苦笑)
昼から開いている所を探す。 少々離れているが平尾酒店にしよう。

 今日も結構歩いているなあ。 本日6軒目はこれまた「エエ感じ」の平尾酒店だ。

 繁華街から離れた何処にでもあるような街角にその酒屋はあった。

 看板

 文字通り角地にあるので入口が道沿いに2方面に解放されている。

 向かって左側が一般的な酒屋の入口で右側がカクウチスペースになっている。

 もちろん内部では繋がっているのは言うまでもない。( ̄ー ̄)ニヤリ

 平尾酒店

 「ごめんくださ~い」と大声で呼ぶと
中から女将であろうか、上品そうな御婆様が出て来られた。

 服装もお化粧もキッチリした方で、そう、例えて言うなれば
アルプスの少女ハイジに登場するクララ(ゼーゼマン家)の執事ロッテンマイヤーさんみたいだ。(゚∀゚;)

 もちろんアニメのような堅物と違って気さくな御婆さんです。
几帳面な方なんでしょう。 乱雑なはずのカクウチが綺麗に整頓されてシュッとした感じ(大阪風に言えば)になっています。

 カウンター

 久留米の「有勳」がコップ一杯にナミナミと注がれます。
ウム、やはりカクウチにはコップのヒヤ酒が似合いますな。

 ヒヤ

 つまみ類は目の前に缶詰が山のように積み上げてありますが冷奴のハーフをもらう。140円だ。
酒は一合260円なので合計400円。

 冷奴

 女将は話好きのようで色々面白い話も聞けた。 とにかく最近は日本酒が売れないらしい。
一升瓶を自宅に買って帰る人は月に一人いるかいないかだという。

 確かに酒好きの私も一升瓶で買うとなると年に数回あるかないかですからね。
反対に最近はカクウチの知名度が上がり県外から来る人もいるという。 まぁ私もそうなんですけどね。( ̄ー ̄)ニヤリ

 ちなみに焼酎は昔より売れているという。

 メニュー

 焼酎1杯190円! さすがカクウチ! 安い(笑)

 今回の小倉滞在は一日に満たない短い時間であったがカクウチだけでも8軒廻れた。
8軒で使った金額は合計でも3310円!(笑)

 北九州のカクウチ! 恐るべし!

 フゥ~~ これでやっと呉に戻れるぞ!(*´∀`)♪
 
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林田酒店で九州菊を飲む

   10月16日金曜日の話

 田中屋酒店でもらった小倉の店を紹介した小冊子を見ると、
林田酒店という店が午前中から営業しているみたいだ。

 テクテク歩いて移動する。小倉駅のすぐ近くに店はあった。
鄙びた感じは無い、どこの街にもありそうな都心の酒屋という風情である。

 林田酒店

 店内に入ると綺麗にディスプレイされたお洒落な酒屋である。

 これは酒売りメインの現役バリバリの酒屋さんでありますな。

 店内
 

カウンターも会議室のテーブルまがいなチープな店が多い中(まぁそれが味が有っていいのですが)
小料理屋でも使えそうな立派なもんです。

 カウンターの奥には女将さんであろう、白髪頭ながら肌はツヤツヤ明朗快活なお婆ちゃん(もしくは叔母様(汗)が業者と何やら談笑中だ。

「一杯いただきたいんですが」
「え~ 今日は準備してないのよ」

(ん?10時からやっていると「小倉うまか話」には書いてあったが・・)
「遠くから来たの? それじゃあ特別に飲ませてあげる♡」

「そ、そりゃどうも」
「カクウチは月、水、金の5時から7時半までなのよ」

なるほど、私が10時からと勘違いしていたのは酒屋のほうの営業時間だったらしい。

「これ、九州菊の特別限定酒、美味しいよ、飲んでみて♪」
と言いながら注いでくれたのが季節限定品の九州菊純米ひやおろし。 うん、ウマい!

 カウンター

「昨日、武蔵屋でも飲んだけど美味しいですね」
「武蔵屋に出してるのは純米吟醸だけどね」

ん?この店が卸しているのかな?
「私、九州菊の娘なの」
「え!」

「九州菊の現当主は甥なのよ」
「こ、こりゃまた・・(汗)・・九州菊のお嬢さんでしたか!」
「九州菊のお婆ちゃんよ♡」

う~む、どことなく上品な感じはそういう訳でしたか(^^;)

折尾の話などもすると
「あそこは本物のカクウチよ。昔はウチもあんな感じだったの。でも事情があって6年前に今みたいな小奇麗な感じに変えたのよ。今はいいお酒を飲んでもらおうと、こんな感じにしたんだけどね」

なるほど、昔のごった返した感じも良かったんでしょうが、今も中々これはこれでイイですよ。

「あなた、お酒好きそうだから、もっとイイの飲ませてあげる」
といって高級そうな九州菊の逸品を2種類出してきた。

 九州菊

「残心(ざんしん)と名声超十方(みょうしょうちょうじゅっぽう)、ウチ(九州菊)自慢の限定酒よ。 美味しいでしょ。 これは試飲よ。 だからお代はいいわ♪」

そ、そりゃどうも(汗)

「今日はカクウチの準備してないから食べ物がないのよ。申し訳ないわねぇ。あっこれ食べて♪」
と柿のタネを。

 柿の種

かえすがえすドーモ m(_ _)m

 こちらの店は娘さんが継ぐ決心をしてくれたらしい。
これまたアメリカ帰りの才色兼備なお嬢様で先が楽しみですな。

〆て300円って(汗)・・・三杯いただいたんですけど ・・ い、いいんですか!(゚Д゚;)

「大丈夫! これでも十分過ぎるくらいもらってるから♪」

ウ~ム、北九州のカクウチ 恐るべし!

http://www.oh-sake.com/original4.html

田中屋酒店でスーパードライを飲む

   10月16日金曜日の話

 旦過市場を後にし小倉駅方面へ向かう。
今から帰れば午後からは出社できる。 

 でも・・・

 せっかく小倉に来たんだからもう一軒くらい行きたいなぁ・・
スマホで調べると田中屋酒店が朝から飲めるみたいだ。

 しかし歩いて往復し、まして酒など飲んだら出社は更に遅くなりそうだ。
う~ん、でもせっかくなのでもう一軒行きたい。 会社に一応電話しとこ。

私「いやぁ 急に商談が入ってねえ。帰りが遅くなりそう・・」
事務員「うそでしょ」
私「え?」
事務員「どうせ朝から飲んでいるんでしょ」
私「そ、それは・・・・・(絶句)」
事務員「ついでに飲んで帰ったらどうです。別に連絡等も入っていませんし」

何だかホッとしたような・・ と同時に私って会社にいてもいなくてもいいのかな 的な一抹の寂しさも・・(´・ω・`)

 まぁ夕方までには帰ろう。 そして土日出勤して穴を埋めよう。 うん、そう考えたら何だか気が楽になったぞ!(*´∀`)♪
ここまで来たらもう少しカクウチを廻ろう!

 さて、小倉城を拝んだ後、テクテク歩いて田中屋酒店に向かう。 こちら方面も色々と面白そうな飲み屋が多い。
しばらく歩くと田中屋酒店の看板が見えた。

 田中屋

 ふむ、文字通り普通の酒屋ですな。 今まで廻ってきた5軒は超レトロ感に満ちた酒屋(カクウチ)だったが、
こちらはどこの街にも普通にありそうな酒屋さんである。

 まぁカクウチって本来そういうもんなんですけどね。
店番はと・・ お爺ちゃんがレジの横で新聞を読んでいる。

 今までのカクウチは全て「お婆ちゃん&おばちゃん」の女将だったが、ここで初めて大将の登場だ。

「飲みたいんですけど」
「ど~ぞ~ 好きなの飲んで」
「お金は先ですか、それとも後ですか」
「どっちでもいいよ」

 店内

何だか田舎のお爺ちゃんの家に遊びに行った孫のような心境である。
このお爺ちゃんが愛想はないのだが、いかにも田舎の好々爺といった感じでいい味をだしているのだ。

「ほんじゃま お言葉に甘えて」
冷蔵庫からスーパードライの中瓶(320円)を取り出す。

 目の前にはリーズナブルなツマミがより取り見取り(苦笑)
ソーセージの(小)を自分で取って申告する。

 これだけ

「このソーセージもらうよ~」
「大きいの? 小さいの?」
「小さい方」
「40円ね~」
とお爺ちゃん相変わらず新聞を読み続ける。

 う~む、こりゃまた今までのカクウチと違って真の意味でマッタリできますのう。

 ツマミ類

「めで鯛くん」は30円か・・・

 この静寂・・ し、しぶいですな(汗)

 このカウンターというのか、棚の上で飲む(苦笑)
合計で360円。(^^;)

 テーブル

 店内の写真を撮っていると
「カクウチ好きなの。いっぱいあるよ。こんな本もあるよ」
といただいたのが「小倉うまかロボ大作戦」のチラシと小冊子。

 カクウチはもとより、他の小倉名物の店が紹介してある便利な小冊子だ。
焼うどん、まるちょう、ロールケーキ、ぼたもちなどが小倉名物なのだそうだ。

 お爺ちゃん、喋ると結構饒舌だったりするのだ。
いやぁ 北九州のカクウチは奥が深い。

 この後もこの小冊子に載っているカクウチを求めて彷徨ったのは言うまでもない( ̄ー ̄)ニヤリ

赤壁酒店で酔鯨を飲む

  10月16日金曜日の話

 北九州市の台所、旦過市場。

 旦過市場

 朝早かったので開いていない店が多いが、市場のすぐ横に「エエ感じ」の食堂があった。

 千成屋という店らしい。

 千成

 路地に面したガラスケースがそそるではありませんか!

 ガラスケース

 こりゃ もう入るしかないでしょ(笑)
 
 シブい店内で、中飯、味噌汁、肉じゃが、ほうれん草のお浸しをチョイス。

 朝食

 飲んだ翌日の健康的な朝食ですな。

 さて、市場に戻って・・・

 10時過ぎに赤壁酒店の前に来ると若い男が開店準備中だ。

 開店一番なのでもちろん他に客はいない。

 あかかべ

 「いいですか?」と言いながら勝手に入る私。

 ガラスケースの中には簡単な食べ物を既に準備済みだ。

 つまみ

 朝っぱらなので軽くにしよう。 酔鯨純米の半分

 アテは目の前に見えた竹輪にした。

 酒と竹輪


 うん、酔鯨ウマイですね。 竹輪をかじりながら朝から酒をチビチビ飲む。 
 仕事はええんか(汗)

 店には女将と恐らく息子さんであろう男性が一人。

 店内

  ただ一人黙々と飲む私(苦笑)

合計で430円。 それにしても何処で飲んでも安いね。

 店を出て市場内の来た道を戻っていく。
この頃になると市場にも活気が出てきましたね。

 旦過市場、いい市場ですね。

カクテルバーしろ

     10月15日木曜日の話

 小倉の繁華街は駅前に展開しているので非常に便利だ。

 小倉の有名な旦過市場に隣接したような飲み屋街というのか・・

 商店街看板

 非常に狭い路地の中にその店はあった。

 路地

 この路地・・・

 し、シブすぎる(汗)

 路地2

 「カクテルバーしろ」 店を興して57年。 小倉バー中の老舗である。

 店名の「しろ」は「white」ではなく「castle」の意味だそうだ。

 しろ

入口の廻りには店主の趣味なのか大き目の植物で飾り立てられてある。

 入口

 店内もこれまた植物の多い空間である。 ユリのいい香りが心地よく鼻をくすぐる。

 私もバーはそこそこ通い詰めたクチだが、かつてあまり経験したことがない雰囲気である。

 店内2

 フルーツを使ったカクテルを得意としているのであろうか、
形のいい美味しそうなフルーツがカウンターの上にデコラティブに鎮座している。

 店内1

 この大量のフルーツと大量のユリの花がこの店のイメージを形成する大きな要素となっている。

オーナーは品のいい御婆様。 有名なバーテンダーであったご主人が他界された後も店を守っているのであろう。

 バーの価値観を何処に見出すのかは客の自由であり人それぞれである。

バーテンダーの技量。 店の雰囲気。 接客の妙。 あるいは酒の種類の豊富さなども大きな要素であろう。

 しかし名状し難い居心地の良さ、得も言われぬ癒しのオーラに満ち溢れている店こそが街場のバーの真骨頂であるとも言える。
一言で言えばこの店はそういう店である。

 慈愛に満ちた店である。 店主の仁徳によるものか客を包み込む優しさに満ちた店である。

 お通しの炒り銀杏。

 ぎんなん

 この美しい焦げ目に客に対する思いやりを感じるのである。

 名物の漬物の盛り合わせ。 見よこの量を。

 漬物

 これで茶漬け4杯は食えるではないか。

 カクテルは御婆様が心を込めて作ってくださったグレープフルーツのカクテル。

 カクテル

 愛に溢れた酒が不味かろうはずがない。

〆て1800円。 もう一杯飲むべきであったかもしれない。

 いや、もう一度飲みに来たいというこの気持ちを抱いて店を後にしてこそ大人の飲み方なのだ。
そして客にそう思わせる大人の接客なのである。

 カクテルバーしろ 訪れるべき価値のある素敵なバーである。


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プロフィール

ほうすけ

Author:ほうすけ
広島県呉市在住 
酒をこよなく愛している男です。
日本酒の魅力を発信できたらと思っています。

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