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2022-05

街中のクラフトビール工房

 ひがし茶屋街とは江戸時代から明治時代にかけて繁栄した加賀を代表する茶屋街の一つで今も木虫籠と呼ばれる美しい出格子のある街並みが残り往時を偲ばせている。

 日が暮れて灯りが燈り始めてからの風情こそ一見の価値アリとふんで見学に来た次第。

 これといった店を目指した訳では無く純粋に景観を楽しむために来たわけである。

 それにしても暑い中、結構歩きましたが(汗)

 さて、ようやく到着した「ひがし茶屋街」

 茶屋街

 なるほど、聞きしに勝る美しい街並みですな(゚∀゚;)  

 江戸時代に謡の街と呼ばれた金沢の往時が偲ばれます。

 いわゆる昔の茶屋がそのまま残っているだけの質素この上ない街並みですが純日本的瀟洒な贅沢さに満ちた魅力ある街並みでございます。

 なるほど、ボウッと燈った灯がよい風情でありますな。
平日ということもあり人影はほとんど見えず。 当然立ち寄るような営業中の店も見当たりません。

 静かなもんです・・(´・ω・`)  一通り散策して茶屋街を後にします。 
来た道を戻るわけですがこの次どうしようといったアテがあるわけでは無い。

 浅野川に架かる橋の袂にある横断歩道で立ち止まっていると道路を挟んだ反対側に古いビルがあり一階が酒場になっている。
戦前に建てられた建物を今風の酒場に改造したかのような雰囲気だ。

 ブルーイング

 興味を引いたので店に近づいてみると何とクラフトビールの店である。

 店内を覗いてみると驚くなかれ、奥に醸造設備まである。 何と!ビールを自家醸造している店だったのだ!

 ウ~ム、これは凄い!(゚o゚;;  この小さい建物で醸造しているのが凄い。

 ちなみに密造ではない( ̄ー ̄)ニヤリ
客席もそれほど大きいわけではないが平日なのに半分くらいは埋まっている。

 こりゃ入らんとね ( ̄ー ̄)ニヤリ
入店しカウンターに陣取る。  カウンターにはタップが多数設置してある。

 タップ
 
 これだけ生ビールを毎日準備するのは大変ですな。

 とりあえず何が美味しいのかは分からないが店内醸造ビールの一つ
「金沢ブランカウィートエール」なるものを注文。700円。

 地ビール1

 アルコールは5度あるらしいがフルーティで柔らかい飲み口。
スーパードライの真逆の味とイメージすれば間違いない。

 ツマミに「ビール酵母漬ポテトフライ」を注文。350円。

 フラポ

 ビール酵母漬というのがイマイチ実感は出来ないが揚げたてポテトをケチャップに浸けて食べたら美味しいに決まっとるわいね(* ̄∀ ̄)

 2杯目は「ゆずエールフルーツビール」700円。

 地ビール2

 爽やかですね。 えぐみ、渋味とは無縁の味わい。
軽やかなベルギービール的な味わいとでも言いましょうか。

 カウンター、ホールには一名だけ。

奥の醸造室にもう一名。 何やら作業中なのがガラス越しに見える。

 工房

 一般的に知られている地ビール工房&併設レストランに比べると著しく小さい店舗&設備。

 それが却って隠れ家的というのかマイナー感があっていい。( ̄▽ ̄;)シブイ

 飲んでいる途中でとてつもない豪雨! しかも長い。

 飲み終わった後、雨が止むのを待っていても文句も言わず笑顔の接客。
店員の人柄がイイっす。

 店内

 いずれにせよ瓢箪から駒的な良店との遭遇でした。

 合計で1800円なり~♪(´ε` )  

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何を食べても美味しかった!

 金沢の居酒屋では「いたる 本店」が有名ですが超が付くほどの人気店で予約していないと難しいとの噂。

 というわけで・・・ 
お弟子さんの一人が経営する「炭魚酒菜 わなか」が歩いて行ける場所にあったので電話してみると
「大丈夫ですよ~」とのこと。

 というわけでテクテク歩いて移動。

 店舗

 ほどなく到着したお店はどうやらエビスビール推しの店のようですな( ̄ー ̄)ニヤリ
店内はしっかりした造作の高級居酒屋風。

 オーナー兼料理人らしき人とアルバイト2名。

 カウンター席に陣取り・・・

 猛暑日だったので(猛暑日でなくても)まずは生ビールですな。

 生

 プハァ~(*≧∀≦*)

 お通しはバイ貝と梅を炊いたもの。 

 お通し

 う~む、シブいですな。 こりゃ期待が持てそうです。

 コチラのお店も師匠筋の「いたる」ゆずりで新鮮な魚が自慢のようなので刺身の盛り合わせを注文。

「ふくらぎ、てい貝、キジハタ、シマエビ、柳さわらの炙り、タイの炙り、みずだこ、カジキマグロの漬け」の8種類。
店長が一つ一つ丁寧に説明してくれます。

 刺し盛

 刺身も広島辺りで食べるものと種類が違っていて興味深い。
どれも新鮮で一手間かけてある。

 カジキマグロは2日前から漬けてあるそうだ。
みずだこは軽く湯引きしてある。

ふくらぎとは天然ブリの幼少期のもの。 金沢ではそう呼ぶらしい。
非常に満足感のある刺身の盛り合わせです。

 白エビのかき揚げ。 

 白海老

 当日のお勧めの一品。 これも北陸ならではですね。
ふわっと揚げられてあり美味しいです。

 ノドグロの炭火焼。
店名から推察しても魚の炭火焼き推しの店のようですからね。

 何種類か魚はありましたがここはやはりノドグロ! 近江町市場でも目を引いたノドグロ。
じっくり時間をかけて焼いていきます。

 のどぐろ

 プリプリに脂の乗ったノドグロの炭火焼きが不味いわけがありません。
これを大根おろしに醤油を垂らして食べたらもう・・・  (*≧∀≦*)

 脂のノリと身のしっとり感がハンパないです( ̄▽ ̄;)
ホタルイカの沖漬けとヘシコはノドグロが焼けるのに時間がかかるという理由でサービス。

 ホタルイカ

 こうなるともう日本酒ですよねぇ。

 エビス2杯の後は
五凛 純米生酒 120ml600円。
辛口で美味しいです。 ノドグロの塩焼によく合います。

 冷酒

 さらにもう一杯。
遊穂 純米   120ml600円。 こちらは一転して柔らかい飲み口。

 ここらで終えても良かったのですがメニューに書いてある「もずく雑炊」の文字が気になる。
別に金沢の名物というわけではなく単に店のオリジナルだそうだ。

 石川県はモズクがよく採れるので何となくお茶漬けにしたらしい。

 もずく茶漬け

特別美味しいというわけではなかったがアッサリしていてアルコール過多の胃袋には優しい。

 合計で9000円丁度。
イケメンのオーナー店長の接客が素晴らしい。

 漬物

 高級食材中心に飲んだり食ったりしたのでそこそこしましたがリーズナブルなツマミもたくさんあります。

 金沢は居酒屋もレベルが高かった。

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スゲ~! (゚Д゚;) 

 金沢は豪華な「海鮮丼」が名物らしい。

チラシ寿司に寿司ネタが乗っかっているのは全国共通だが、どうやらその量が尋常でないとのこと。

 昼間っからあまり豪華なモノを食べるのも気が引けるが昨日から多少金銭感覚が麻痺してきたのか(汗)

当初は入店するつもりはなかったのだが近江町市場を見学しているうちにフラッと吸い込まれてしまった(;´Д`A 

 寿司屋

 いやぁ~それにしても近江町市場って凄いね。 想像以上に規模が大きい。 色んな店があって歩いているだけでも楽しい。

しかし、歩いているだけで終わるはずもなく・・・ 上記の運びとなった次第であります( ̄ー ̄)ニヤリ

 山さん寿司 本店の豪華海鮮丼は金沢の中でも指折りの人気だそうだ。

もちろん「海鮮丼・2700円」を注文。 観光客はほとんどコレを注文するのだろう。
「海鮮丼一丁!」と店員さんも慣れた感じだ。

 店は立派なカウンターを備えた堂々たる回らない寿司屋である。

夜に握りを食べたらそこそこの値段になりそうだ。 目の前のネタケースにも新鮮な魚介が整然と並べられてある。

 赤星

 赤星の中瓶が594円(税込)というのは観光地の回らない寿司屋にすれば良心的だ。

さて、ビールで喉を潤している間に海鮮丼登場!

 ス、スゲ~~:(;゙゚'ω゚'): 

 まるで雛人形のような海鮮丼だ! こりゃ立派! 解体するのが勿体ないですな!( ̄▽ ̄;)

 目の前にするとやはり凄いですねえ。

 海鮮チラシ

 ネタが何種類入っているのか? 刺身を一枚一枚剥がして食べていきます。
これをアテに飲むためのビールですからな。

 当たり前の話ですが全て新鮮で美味しいです。

シャリは柔らかい味付け。 調子に乗って刺身ばかり食べていると後半でシャリが残ってくるので要注意。
バランスよく食べましょう (^▽^)ノ

 「名物にウマいものなし」とはよく聞く話ですが金沢の海鮮丼は美味しかった!
合計で3294円なり~ ♪(´ε` ) 

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素敵なバーです

 金沢で再訪したかった店ナンバーワンがこの倫敦屋であります。

 12年前に初めて金沢に訪れた際、どんな店で飲んだかほとんど覚えていないが、この店の事だけは鮮明に憶えている。
それくらい衝撃的だった。

 こんな凄いバーがあるのか!という驚きだった。

 ロンドン屋

 何しろ建物全体がまるで映画の「ハリーポッター」のセットのような洋館風のバーになっており多少大袈裟に言えばロンドンの街中で飲んでいるような錯覚に陥ってしまうほどだ。

 ロンドン屋2

 前回聞いた話だと元々はワンフロアーを借りてバーを営業していたらしいが上の階、下の階とどんどん借りていくうちに「建物全部買っちゃえ」みたいなノリで結局今のような建物全体がハリーポッターのセットのようなとてつもない巨大なバーになっていったのだという。

 料理も豪華なものからチョイトしたツマミまで幅広く、前回は無かったが今は熟成肉のステーキに力を入れているらしい。
今宵は寿司屋、おでん屋とハシゴしてきただけに自慢の肉料理は残念ながらスルーさせていただいた。

 以下の三杯をいただいた。

 一杯目、ジントニック。

 ドリンク1

 暑い一日だったですからね。中々美味しいです。

 二杯目、ラフロイグ10年のハイボール。

 ドリンク2

 やはりさっぱりしたものを体が求めてしまいますね。

 三杯目、オールドファッションド。

 ドリンク3

 厚めにカットしたレモン、オレンジ、ライムが入った豪華な一杯。これも美味しいです。

せっかくの再訪ですし、この次があるかどうかも分からないので軽めのツマミも一品注文してみた。

 マッシュルームのオイル焼(980円)

 マッシュルーム

 見た目豪華で美味しそう。 でも食べると至って普通の味でした(ㆀ˘・з・˘)

 いいマッシュルームを使っているのでしょう。
追加で多少大目に粗塩を振ってもらうといい塩梅になった。

 店内

 マスターは71歳。 前回は59歳だったということか。
黒髪から白髪に変わってはいたが今も凛として貫録十分。

 合計で6500円。
いい値段ですがこの建物を維持することを考えたら妥当な値段かもしれない。

 カウンター

 カウンター席の肘かけも分厚いラバー巻。 居心地は最高です( ̄ー ̄)ニヤリ


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安くてウマくて最高!

 12年振りの金沢。

 金沢に来たら美味しいものが食べたいという欲求を抑えることが出来ず・・・
初っ端から「回らない寿司屋」に突撃したのであります(^^;)

 金沢は美味しい寿司屋が多いですからね。
特に本日お邪魔した「きく家」は安くて美味しいとの評判で超人気店とか。

 いつもは予約嫌いな私ですがさすがに金沢まで来て路頭に迷うのは嫌だったので一週間前に予約。
ダメモトでしたが電話を入れるとご主人らしき人が電話口に出られ「イイっすよ~」的な(汗)

 名前と日付だけを聞かれたので「電話番号とか言わなくてもいいんですか?」と聞けば
「別にいいですよ」とあっさりしたもの。 超人気寿司店とは思えぬフレンドリーな対応でありますな。

 さて、いよいよ当日ワクワクしながら店舗に向かいます。
店は金沢の代表的な繁華街片町にあります。

 街

 それにしても情緒豊かといいますか、味のある飲み屋街ですな。
平屋建ての店が多く昭和的風情が満ち溢れております。

 しかし色々と路地が入り組んでいて中々店が見つかりません。
何とか見つけたその店の佇まいたるや! ビックリ仰天です(゚Д゚;)

 横丁

 いまにも崩れ落ちそうな長屋風の建物にびっしりと飲食店が入居しており、その中の一角に「寿司屋きく家」の暖簾があります。

 場末大好き人間の私ですがB級酒場や古い寿司屋ならいざ知らず、当代の人気寿司店がこのような得体の知れない建物で営業するのは見たことがありません。

しかし・・・ 生来の場末好きの血が騒ぎ、ワクワクする気持ちを抑えることが出来ませんけどね(* ̄∀ ̄)

 のれん

 入店すると予約の時間を既に1,2分過ぎていたこともあり他の予約客で一杯・・
しかし・・・

狭!(゚Д゚;) 立飲み屋よりも狭い空間です。 この狭さは尋常じゃありません(((( ;゚Д゚)))
カウンター6席のみで席の後ろには幼稚園児が通る隙間すらありません。 即壁であります。

 店内はさすがに小奇麗にしておりますが造りはチープなもので寿司屋というよりも安い居酒屋といった感じです。
カウンターの内側も狭くご主人と奥様らしき方(実は単なるアルバイト)の二名。
どこで調理するのかと心配になるくらい狭い店です。

 この日の金沢は35度を超える猛暑!
まずは生ビールですな。

 最初にお通しが出ます。
 お通し  御造り1

 マグロの中落ちの漬けであります。
絶妙の味加減で美味しいです。

ここからは噂に違わぬネタと品数で圧倒されます。
お造りは
1.カンパチ
2.さごし(いわゆるサワラですな)
3.カツオのタタキの漬け
4.貝(バイ貝だったか)
5.イカの5品。

 御造り2  御造り3

 メニューはなく御任せのようですな。
ちなみに「苦手なものはありますか」という確認だけはされます。

「一切ございません!」とキッパリ答える私( ̄ー ̄)ニヤリ

以下順次握りを
1.イカ
2.金目鯛
3.〆鯖
4.万十貝

 寿司1  寿司2

 寿司3  寿司4

5.キジハタ
6.ホウボウ
7.ウニ
8.甘ダイ昆布〆

 寿司5  寿司6

 寿司7  寿司8

9.甘エビ
10.アジ
11.イサキ
12.マグロ漬け

 寿司9  寿司10

 寿司11  寿司12

13.マグロかま
14.のどぐろ
15.赤貝
16.ネギトロ巻

 寿司13  寿司14

 寿司15  寿司16

17.アナゴ
18.カッパ巻き

 寿司17  寿司18

最後にあら汁が出てフィニッシュ。

 粗汁

 一つ一つの感想は省略するがネタはいずれも新鮮で肉厚。
シャリは小さ目、米そのものは固めに炊かれておりますが寿司はふわっと柔らかく握られてある。
サラッとした酸味が心地よい。

 白身魚はあくまで肉厚、赤身はあえて薄く仕上げてある。
鮮魚ではあるが寝かされた熟成感のある旨みが特徴的であった。

 たまたま隣に座っていた若い姉妹が3月まで広島に住んでいたという偶然もあり単騎突入であったにもかかわらず話し相手には困らず快適な時間を過ごせた。

 冷酒

 大将は堤真一似のイケメンですね。
人気店なのに驕った様子もなく終始腰が低く黙々と仕事をしている。
ノースリーブの長身美人アルバイトも物腰の柔らかい接客。

 上記のお通し+お造り+握り18貫+生ビール2杯+日高見の冷酒1合を加えて税込9300円と聞きしに勝る驚愕のCP。
これでも以前より値上がりしているというから驚きだ。

「安くてウマい」というのは日本全国普遍の価値観ですがそれを具現化している店は少ない。
ゆえにそのような素晴らしい店に出会えると僥倖を感じてしまうのだろう。

この店はまさしく「安くてウマい!」と客に幸福感を抱かせる店でありましたな。
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いが餅

Author:いが餅
広島県呉市在住 
酒をこよなく愛している男です。
日本酒の魅力を発信できたらと思っています。

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