函館開陽亭すすきの店にて北の勝本醸造を飲む
7月10日火曜日の話
札幌二日目の夜はコテコテの居酒屋に行ってみたいと思っていました。
北海道が初めての人の痒い所に手が届くような店。
いわゆる観光客向けではあるが、新鮮な魚介が食べれそうなところ。
てな訳で、一軒目に選んだのは「函館開陽亭」
いかにもというネーミングですが、いいのよ、これで(^・^)

ビルの地下という目立たない場所ながら、開店直後にもかかわらず結構なお客さんの入りです。
カウンターに通されてメニューを渡されたのだが、実に品数が豊富で、観光客が北海道の居酒屋はこうであってほしいと思い描く正に理想的なラインナップ。
広島では中々食べれないものも多いが、ここを含めて最低四軒は廻るつもりなので、そう無茶もできない辛さ。 やはり五泊六日くらいで来ないと厳しいか。
生ビールを飲みながら、おもむろに注文します。
お通しはホッケの切り込み。
生のホッケをなますのようにしてある。 熱燗に合いそうだ。
さて一品目は「活真イカの造り」
親父が昔北海道で食べたイカが美味しかったと、耳にタコが出来るくらい聞かされていたので、これはどうしてもね。
この店自体がイカを得意としているのもあった。

出てきたイカ刺しは実に瑞々しい一品。
確かにコリコリして甘くておいしい。肝が又うまいね。

ゲソの部分は天ぷらにしてくれた。
二品目はホヤ酢。これも西日本では中々出回らないもの。
新鮮でこれまたおいしい。

もうこうなったらどうしても熱燗が飲みたくなったので
地元の北の勝の本醸造を熱燗にしてもらう。 根室の酒だ。

中々どっしりしておいしい。ホヤとも合う。
三品目はツブ貝の壺焼き。 これがまたどでかい一品
味付けはごく薄く、純粋に貝の味と食感を楽しめる。 うまし。

最後にウニ丼の小というのを食べた。
ウニは塩水のムラサキとバフンのハイブリッド。
壺焼きの中にたっぷり残っているツブ貝のスープを吸い物代わりにして飲んだ。

なかなかおいしかった。
この日私は一人だったので、ホッケの刺身とか八角の刺身、今が旬の毛ガニなど他にも食べてみたいものがたくさんありましたが(毛ガニは翌日取引先の方と別の店でたらふくいただきました)、3、4人くらいで来て色んなものを食べると楽しいでしょうね。
それにしても毛ガニの旬って7月だったんですね。
初めて知りました。 冬かと思っていました。
札幌二日目の夜はコテコテの居酒屋に行ってみたいと思っていました。
北海道が初めての人の痒い所に手が届くような店。
いわゆる観光客向けではあるが、新鮮な魚介が食べれそうなところ。
てな訳で、一軒目に選んだのは「函館開陽亭」
いかにもというネーミングですが、いいのよ、これで(^・^)

ビルの地下という目立たない場所ながら、開店直後にもかかわらず結構なお客さんの入りです。
カウンターに通されてメニューを渡されたのだが、実に品数が豊富で、観光客が北海道の居酒屋はこうであってほしいと思い描く正に理想的なラインナップ。
広島では中々食べれないものも多いが、ここを含めて最低四軒は廻るつもりなので、そう無茶もできない辛さ。 やはり五泊六日くらいで来ないと厳しいか。
生ビールを飲みながら、おもむろに注文します。
お通しはホッケの切り込み。
生のホッケをなますのようにしてある。 熱燗に合いそうだ。
さて一品目は「活真イカの造り」
親父が昔北海道で食べたイカが美味しかったと、耳にタコが出来るくらい聞かされていたので、これはどうしてもね。
この店自体がイカを得意としているのもあった。

出てきたイカ刺しは実に瑞々しい一品。
確かにコリコリして甘くておいしい。肝が又うまいね。

ゲソの部分は天ぷらにしてくれた。
二品目はホヤ酢。これも西日本では中々出回らないもの。
新鮮でこれまたおいしい。

もうこうなったらどうしても熱燗が飲みたくなったので
地元の北の勝の本醸造を熱燗にしてもらう。 根室の酒だ。

中々どっしりしておいしい。ホヤとも合う。
三品目はツブ貝の壺焼き。 これがまたどでかい一品
味付けはごく薄く、純粋に貝の味と食感を楽しめる。 うまし。

最後にウニ丼の小というのを食べた。
ウニは塩水のムラサキとバフンのハイブリッド。
壺焼きの中にたっぷり残っているツブ貝のスープを吸い物代わりにして飲んだ。

なかなかおいしかった。
この日私は一人だったので、ホッケの刺身とか八角の刺身、今が旬の毛ガニなど他にも食べてみたいものがたくさんありましたが(毛ガニは翌日取引先の方と別の店でたらふくいただきました)、3、4人くらいで来て色んなものを食べると楽しいでしょうね。
それにしても毛ガニの旬って7月だったんですね。
初めて知りました。 冬かと思っていました。



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小春にて「まる田」特別純米を飲む
この度、3泊4日の旅程で北海道に行ってきました。
人生で初の北海道です。
せっかく北海道に来たので旨い寿司でも食べたいなぁと、
食べログで地元レビュアーに高評化のお店を3軒廻ったが、いずれも満席状態。
まぁ一番混む時間帯ではあるし、仕方あるまいと、
これまたチェックしておいた「小春」というおでん屋を覗いてみた。

既に8時近い。 寿司屋を探しているうち丁度いい時間帯になってきた。
こちらは一転ガランとした店内。 私が本日のお初らしい。
「夏はおでん屋はダメですわい。」
と ご主人が照れくさそうに笑う。
私は夏でも熱燗とおでんは普通なので一向に気になりません。
サッポロの瓶ビールとおでんの鍋から、たまご、だいこん、ワラビをよそっていただく。

しっかり味が滲みこんでおいしい。
創業は昭和23年で、64年間おでん屋一筋ということだ。 まことにもって素晴らしい。
御主人は昭和18年生まれで丁度70歳。 おかあさんがお店を始めたらしい。
広島県から来たと言うと、ご主人が店に出始めてから50年間で初めてだと云う。
まあ普通広島から北海道に来れば、寿司とか海鮮の店に行きますよね。
記念すべき札幌の初夜におでん屋を選ぶのは私くらいか(笑)
御主人の父親は戦時中に戦艦武蔵や重巡高雄に乗っておられ、南方で戦死されたそうだ。
赤ん坊だったご主人は父親の記憶がないという。
私が呉市出身だというと、呉市の消印があるお父さんからの手紙が残っているという。
「出撃する前に呉から手紙を出したのかなあ。」 と遠くを見つめるように話しておられた。
そんなこんなで、意気投合し、北海道や広島、はてはご主人の出身地の山形の話で盛り上がり、実に楽しい札幌の夜となった。
ビールを空けると、地元北海道の酒を飲みたくなり
「まる田」という初めて耳にする酒の純米酒を熱燗にしてもらった。


中辛口の飲みやすい酒で中々おいしい。 おでんにはやっぱり熱燗が合う。
その後もおでんから、竹の子、ロールキャベツ、つぶ貝などを食べた。

鮭のとばはサービス。

お通しが付いて会計はトータルで3150円。 おいしかった。
北海道のおでんの特徴は牛スジが入ってないところです。とご主人が言う。
広島では牛スジの入っていないおでんは見たことないなあ。
地元にあれば月一で来たい店ですね。
人生で初の北海道です。
せっかく北海道に来たので旨い寿司でも食べたいなぁと、
食べログで地元レビュアーに高評化のお店を3軒廻ったが、いずれも満席状態。
まぁ一番混む時間帯ではあるし、仕方あるまいと、
これまたチェックしておいた「小春」というおでん屋を覗いてみた。

既に8時近い。 寿司屋を探しているうち丁度いい時間帯になってきた。
こちらは一転ガランとした店内。 私が本日のお初らしい。
「夏はおでん屋はダメですわい。」
と ご主人が照れくさそうに笑う。
私は夏でも熱燗とおでんは普通なので一向に気になりません。
サッポロの瓶ビールとおでんの鍋から、たまご、だいこん、ワラビをよそっていただく。

しっかり味が滲みこんでおいしい。
創業は昭和23年で、64年間おでん屋一筋ということだ。 まことにもって素晴らしい。
御主人は昭和18年生まれで丁度70歳。 おかあさんがお店を始めたらしい。
広島県から来たと言うと、ご主人が店に出始めてから50年間で初めてだと云う。
まあ普通広島から北海道に来れば、寿司とか海鮮の店に行きますよね。
記念すべき札幌の初夜におでん屋を選ぶのは私くらいか(笑)
御主人の父親は戦時中に戦艦武蔵や重巡高雄に乗っておられ、南方で戦死されたそうだ。
赤ん坊だったご主人は父親の記憶がないという。
私が呉市出身だというと、呉市の消印があるお父さんからの手紙が残っているという。
「出撃する前に呉から手紙を出したのかなあ。」 と遠くを見つめるように話しておられた。
そんなこんなで、意気投合し、北海道や広島、はてはご主人の出身地の山形の話で盛り上がり、実に楽しい札幌の夜となった。
ビールを空けると、地元北海道の酒を飲みたくなり
「まる田」という初めて耳にする酒の純米酒を熱燗にしてもらった。


中辛口の飲みやすい酒で中々おいしい。 おでんにはやっぱり熱燗が合う。
その後もおでんから、竹の子、ロールキャベツ、つぶ貝などを食べた。

鮭のとばはサービス。

お通しが付いて会計はトータルで3150円。 おいしかった。
北海道のおでんの特徴は牛スジが入ってないところです。とご主人が言う。
広島では牛スジの入っていないおでんは見たことないなあ。
地元にあれば月一で来たい店ですね。


