四季亭みやざきにて賀茂泉を飲む
10月24日水曜日の話
今宵は呉市中通の路地裏にある「みやざき」という小料理屋さんに。

表にメニューを出しているわけでもないので、一元の客は入りにくいかもしれませんが、そんなに敷居の高い店でもありません。
ご主人の体調不良で一時休業しておりましたが、少し前に復帰されたらしい。
以前伺った時、〆鯖が美味しかったので、鯖も熱燗も美味しくなりつつある今日この頃、久々に覗いてみたくなったという次第。
久々のみやざき。 もちろん〆鯖を注文。
相変わらずいい〆具合です。 醤油がちょっと良すぎるかな。

淡白なタイやヒラメには最高に合う濃口の醤油も、味の付いている〆鯖には、やや味が濃い。
ちょっとだけ浸けて食べます。 ウマい。
熱燗は最初は賀茂泉で、二本目は千福。

鱧の湯ぶきなどもいただきましたが、〆に松茸の土瓶蒸しを注文。
30年くらい食べてないが(笑) メニューを見ると1200円と手の届かない価格でもない。
単品にしては高価だが(笑) えい ままよ と注文。

ふー ええ味ですなぁ。 小っちゃい杯にチョロチョロと出汁を注ぎながら、チビチビいただきます。
僕が子供の頃は松茸は既に高級品になっていましたが、それでも広島県は全国一の松茸の産地ということで、シーズンになれば、毎年家庭の食卓に一度か二度は出てきた。
当時はすき焼き以上、フグ刺以下というイメージだったかな。
今はフグよりも遥かに高価な食べ物になってしまいましたね。
今宵は呉市中通の路地裏にある「みやざき」という小料理屋さんに。

表にメニューを出しているわけでもないので、一元の客は入りにくいかもしれませんが、そんなに敷居の高い店でもありません。
ご主人の体調不良で一時休業しておりましたが、少し前に復帰されたらしい。
以前伺った時、〆鯖が美味しかったので、鯖も熱燗も美味しくなりつつある今日この頃、久々に覗いてみたくなったという次第。
久々のみやざき。 もちろん〆鯖を注文。
相変わらずいい〆具合です。 醤油がちょっと良すぎるかな。

淡白なタイやヒラメには最高に合う濃口の醤油も、味の付いている〆鯖には、やや味が濃い。
ちょっとだけ浸けて食べます。 ウマい。
熱燗は最初は賀茂泉で、二本目は千福。

鱧の湯ぶきなどもいただきましたが、〆に松茸の土瓶蒸しを注文。
30年くらい食べてないが(笑) メニューを見ると1200円と手の届かない価格でもない。
単品にしては高価だが(笑) えい ままよ と注文。

ふー ええ味ですなぁ。 小っちゃい杯にチョロチョロと出汁を注ぎながら、チビチビいただきます。
僕が子供の頃は松茸は既に高級品になっていましたが、それでも広島県は全国一の松茸の産地ということで、シーズンになれば、毎年家庭の食卓に一度か二度は出てきた。
当時はすき焼き以上、フグ刺以下というイメージだったかな。
今はフグよりも遥かに高価な食べ物になってしまいましたね。



呉人にて美丈夫を飲む
10月17日水曜日の話
2年振りくらいでしょうか。
以前はOLさん達にも人気があったオシャレな居酒屋といイメージでしたが、数年ぶりに伺うと店名も変わり、カウンター中心の硬派な店に変わっておりました。
オーナーは以前と同じ方ですが、色々と思いがあるみたいで、頻繁に内装をつついているみたいです。
店内は高級感と清潔感に溢れ、割烹のような雰囲気ですが、料理は居酒屋の定番のようなものが多い。 日本酒はセレクトされた上質のものばかりです。
まず生ビールを注文。
ジョッキでもタンブラーでもなく、大き目のグラスで出て来ます。
この辺の趣向も個性的ではあります。 ビール好きにはやや物足りませんが。
お通しはトコブシ。 いい味付けです。
本日のお奨めから〆鯖を注文。 最近おいしい〆鯖に飢えております。
白木のカウンター上に出された〆鯖は一目見て力作と分かる一品。

鯖がいいですね。 脂がおいしい。 味付けは清涼感のある独特のもので、オリジナルブレンドの酢に浸けた後、土佐酢で仕上げる(だったかな)店主の拘りで、この時期の鯖にしか用いない手法らしい。
こんな〆鯖には熱燗は欠かせません。 高知の美丈夫(純米)を一合浸けてもらいます。
これが実においしい。

今年飲んだ熱燗の中で10本の指に入ります。
(ちなみに他の9本は、賀茂鶴、宝剣、神招、神亀、大七、真澄、富久長、月の桂、誠鏡)
(もっとも熱燗はこれからが本番なので、更なるウマイ熱燗との出会いを期待しておりますが)
〆鯖にはやはり熱燗が合います。
酒に合う肴ということで、新サンマの塩焼と魚の子の含め煮を注文します。

魚の子というのは瀬戸内育ちの私にとっては子供の頃から食べてきた家庭料理。 普通はタイの子ですが、こちらはスケソウダラの子とのこと。 タラコですな。 これも上品な味付けでおいしい。
最後にポテトサラダを注文。 店の実力を探るには欠かせぬ一品です。
これがまた480円とは思えぬラージサイズで見た目も味付けも個性的なものです。
カリカリに炒められたベーコンが細かく混ぜられています。 一方でキュウリはなし。

特製ドレッシングとたっぷりの胡椒がまぶされスパイシーなポテサラです。
最近にない旨さです。 これまた熱燗に合います。
一皿一皿手抜きのない料理で、どこの居酒屋にもある定番料理しか頼んでいないにも関わらず、初めて食べる料理のような錯覚すら覚える味わい。
一人で軽くのつもりが、酒も料理もウマいので、つい3合ほどおかわりしてしまった。
近いうちに、ぜひ再訪したいですね。
2年振りくらいでしょうか。
以前はOLさん達にも人気があったオシャレな居酒屋といイメージでしたが、数年ぶりに伺うと店名も変わり、カウンター中心の硬派な店に変わっておりました。
オーナーは以前と同じ方ですが、色々と思いがあるみたいで、頻繁に内装をつついているみたいです。
店内は高級感と清潔感に溢れ、割烹のような雰囲気ですが、料理は居酒屋の定番のようなものが多い。 日本酒はセレクトされた上質のものばかりです。
まず生ビールを注文。
ジョッキでもタンブラーでもなく、大き目のグラスで出て来ます。
この辺の趣向も個性的ではあります。 ビール好きにはやや物足りませんが。
お通しはトコブシ。 いい味付けです。
本日のお奨めから〆鯖を注文。 最近おいしい〆鯖に飢えております。
白木のカウンター上に出された〆鯖は一目見て力作と分かる一品。

鯖がいいですね。 脂がおいしい。 味付けは清涼感のある独特のもので、オリジナルブレンドの酢に浸けた後、土佐酢で仕上げる(だったかな)店主の拘りで、この時期の鯖にしか用いない手法らしい。
こんな〆鯖には熱燗は欠かせません。 高知の美丈夫(純米)を一合浸けてもらいます。
これが実においしい。

今年飲んだ熱燗の中で10本の指に入ります。
(ちなみに他の9本は、賀茂鶴、宝剣、神招、神亀、大七、真澄、富久長、月の桂、誠鏡)
(もっとも熱燗はこれからが本番なので、更なるウマイ熱燗との出会いを期待しておりますが)
〆鯖にはやはり熱燗が合います。
酒に合う肴ということで、新サンマの塩焼と魚の子の含め煮を注文します。

魚の子というのは瀬戸内育ちの私にとっては子供の頃から食べてきた家庭料理。 普通はタイの子ですが、こちらはスケソウダラの子とのこと。 タラコですな。 これも上品な味付けでおいしい。
最後にポテトサラダを注文。 店の実力を探るには欠かせぬ一品です。
これがまた480円とは思えぬラージサイズで見た目も味付けも個性的なものです。
カリカリに炒められたベーコンが細かく混ぜられています。 一方でキュウリはなし。

特製ドレッシングとたっぷりの胡椒がまぶされスパイシーなポテサラです。
最近にない旨さです。 これまた熱燗に合います。
一皿一皿手抜きのない料理で、どこの居酒屋にもある定番料理しか頼んでいないにも関わらず、初めて食べる料理のような錯覚すら覚える味わい。
一人で軽くのつもりが、酒も料理もウマいので、つい3合ほどおかわりしてしまった。
近いうちに、ぜひ再訪したいですね。



王下七武海「トラファルガー・ロー」を食べる!
10月13日土曜日の話
息子の誕生日のケーキをカランというケーキ屋さんで購入しました。
ただ普通のケーキでは面白くないので妻と相談して、息子が愛読しているワンピースという漫画の中から、好きなキャラクターを選んでケーキ上に描いてもらうことにしました。 いわゆるキャラクターケーキってやつです。
「トラファルガー・ロー」(興味のない方はスミマセン)というキャラクターが好きだということを、それとなく本人から聞きだし、この手のケーキ作りには定評がある「カラン」にお願いしました。
最初は「ト、トラファルガー・・・何です?」と店員さんも聞いたことのないキャラらしく、動揺しておりましたが、奥の職人さんらしき人に持参したキャラクターの顔の描かれたコピーを見せますと、「やりましょう。」と快諾してくれました。
こちらも妙にワクワクしながら誕生日当日にケーキを取りに行きました。
さて、誕生日の夕食も終わり、私もビールと熱燗でいい感じになった頃、

いよいよケーキの登場です。

ジャ~ン!

うおぉぉぉ ! こ、これは 見事な出来栄えじゃあありませんか!
想像以上の出来栄えです。
息子は「・・・・・・・・・」(唖然)
親の方は「すっご~い!」「こ、こりゃ面白すぎる!」と大うけ。
ケーキの形も円形ではなく、顔の輪郭に合わせた細面になっています。
特徴的な帽子のひさしの影もきっちり再現され、耳のピアスも。
横から見ると、ちゃんとしたケーキです。

息子らが一通り写メを撮ったところで、
ロウソクを点火すると、 ウオォォォ~ ぶ、不気味ですぅ(笑)

自慢の長剣、いや包丁で真っ二つ! ヒィェ~

これは「ルーム!」です。(興味のない方 スビバセン)
最後は哀れにも四等分されて、みんなの胃の中に納まったのでした。

それにしても、そっくり描くのも難しいのに、ケーキでここまで見事に再現するとは。
ケーキ職人 恐るべし。
息子の誕生日のケーキをカランというケーキ屋さんで購入しました。
ただ普通のケーキでは面白くないので妻と相談して、息子が愛読しているワンピースという漫画の中から、好きなキャラクターを選んでケーキ上に描いてもらうことにしました。 いわゆるキャラクターケーキってやつです。
「トラファルガー・ロー」(興味のない方はスミマセン)というキャラクターが好きだということを、それとなく本人から聞きだし、この手のケーキ作りには定評がある「カラン」にお願いしました。
最初は「ト、トラファルガー・・・何です?」と店員さんも聞いたことのないキャラらしく、動揺しておりましたが、奥の職人さんらしき人に持参したキャラクターの顔の描かれたコピーを見せますと、「やりましょう。」と快諾してくれました。
こちらも妙にワクワクしながら誕生日当日にケーキを取りに行きました。
さて、誕生日の夕食も終わり、私もビールと熱燗でいい感じになった頃、

いよいよケーキの登場です。

ジャ~ン!

うおぉぉぉ ! こ、これは 見事な出来栄えじゃあありませんか!
想像以上の出来栄えです。
息子は「・・・・・・・・・」(唖然)
親の方は「すっご~い!」「こ、こりゃ面白すぎる!」と大うけ。
ケーキの形も円形ではなく、顔の輪郭に合わせた細面になっています。
特徴的な帽子のひさしの影もきっちり再現され、耳のピアスも。
横から見ると、ちゃんとしたケーキです。

息子らが一通り写メを撮ったところで、
ロウソクを点火すると、 ウオォォォ~ ぶ、不気味ですぅ(笑)

自慢の長剣、いや包丁で真っ二つ! ヒィェ~

これは「ルーム!」です。(興味のない方 スビバセン)
最後は哀れにも四等分されて、みんなの胃の中に納まったのでした。

それにしても、そっくり描くのも難しいのに、ケーキでここまで見事に再現するとは。
ケーキ職人 恐るべし。



自宅にて千福ふくぱっくを飲む
10月12日金曜日の話
千福の「ふくぱっく」
市松模様の紙パックに入ったお酒は呉の酒屋やスーパーには必ず置いてある庶民のお酒。
15年前くらいまでは市内の居酒屋で飲む熱燗はほとんどこれだったのではないだろうか。
最近純米酒ばかり飲んでおりましたが、先日とある居酒屋で飲んだ千福の熱燗が殊の外おいしかった。
家でもじっくり飲んでみようというわけです。
「ふくぱっく」には青と赤の二種類があるが、内容を見てみると、
青パックの方は、米、米麹、醸造アルコール、と書いてある。
赤パックの方は、米、米麹、醸造アルコール、糖類、酸味料、と書いてある。
改めて見るとおもしろいね。
本などで読んで知識としては、もちろんありましたが、
こうやってみると、一言で普通酒といっても、醸造アルコールだけ加えてあるものと、味付けに糖類などを加えてあるものの2種類あることが解る。
普通酒にも松竹梅とランクがあるわけだ。
一言で普通酒というけれども、要は特定名称酒以外の全てがこれに入るわけで、その示す範囲はかなり広い。
この日飲んだのは千福上撰ふくぱっく(青)900ml。 もちろん熱燗でいただきます。
一合半くらい飲んだが、正直おいしいと思った。

焼きとん屋でホッピーを飲んでいる感覚というのか。 適度な満足感に浸れる。
何と言っても安いのは魅力だね。 呑兵衛は外で飲んでも金がかかる(笑)
世においしい日本酒は多いが、いい酒はどうしても高くつく。
冷酒で純米吟醸などを飲むと小っちゃいグラスで700円なんてザラだ。
そうなると瓶ビール(大)600円とかのほうにいっちゃいます(笑)
チューハイならジョッキで350円とかもある。
千福の熱燗(普通酒)は居酒屋で飲むと一合350円とか400円で飲める。
そう考えると普通酒の存在っていうのは、やはりありがたいとも言える。
今日も鍋。 白菜と豚肉のミルフィーユ鍋。
水は一切入れず、日本酒をお猪口一杯と固形のチキンブイヨンを2個入れるだけ。

去年もよく作りました。
おいしいけど、やっぱりスープがたっぷりある寄せ鍋やちゃんこ鍋のほうがおいしい気がします。
千福の「ふくぱっく」
市松模様の紙パックに入ったお酒は呉の酒屋やスーパーには必ず置いてある庶民のお酒。
15年前くらいまでは市内の居酒屋で飲む熱燗はほとんどこれだったのではないだろうか。
最近純米酒ばかり飲んでおりましたが、先日とある居酒屋で飲んだ千福の熱燗が殊の外おいしかった。
家でもじっくり飲んでみようというわけです。
「ふくぱっく」には青と赤の二種類があるが、内容を見てみると、
青パックの方は、米、米麹、醸造アルコール、と書いてある。
赤パックの方は、米、米麹、醸造アルコール、糖類、酸味料、と書いてある。
改めて見るとおもしろいね。
本などで読んで知識としては、もちろんありましたが、
こうやってみると、一言で普通酒といっても、醸造アルコールだけ加えてあるものと、味付けに糖類などを加えてあるものの2種類あることが解る。
普通酒にも松竹梅とランクがあるわけだ。
一言で普通酒というけれども、要は特定名称酒以外の全てがこれに入るわけで、その示す範囲はかなり広い。
この日飲んだのは千福上撰ふくぱっく(青)900ml。 もちろん熱燗でいただきます。
一合半くらい飲んだが、正直おいしいと思った。

焼きとん屋でホッピーを飲んでいる感覚というのか。 適度な満足感に浸れる。
何と言っても安いのは魅力だね。 呑兵衛は外で飲んでも金がかかる(笑)
世においしい日本酒は多いが、いい酒はどうしても高くつく。
冷酒で純米吟醸などを飲むと小っちゃいグラスで700円なんてザラだ。
そうなると瓶ビール(大)600円とかのほうにいっちゃいます(笑)
チューハイならジョッキで350円とかもある。
千福の熱燗(普通酒)は居酒屋で飲むと一合350円とか400円で飲める。
そう考えると普通酒の存在っていうのは、やはりありがたいとも言える。
今日も鍋。 白菜と豚肉のミルフィーユ鍋。
水は一切入れず、日本酒をお猪口一杯と固形のチキンブイヨンを2個入れるだけ。

去年もよく作りました。
おいしいけど、やっぱりスープがたっぷりある寄せ鍋やちゃんこ鍋のほうがおいしい気がします。



里の家にて新政特別純米を飲む
10月10日水曜日の話
地酒コレクターの店主が経営する居酒屋「里の家」に久々に伺いました。
おでんの時期になると、ふらっと暖簾を潜っちゃいます。
馬刺しを摘みながら生ビールを飲んでおりますと、饒舌な店主が人懐っこい笑顔で語りかけてきます。
新しい酒を仕入れたので飲んでもらいたいのでしょう。
ニコニコ、ニコニコ笑いながら自慢の地酒コレクションを披露してくれます。
ここまでアクティブなプレゼンテーションを展開されると飲まないわけにはいきません(笑)
もっとも、私自身この店に来るときは日本酒が目当てなので、もちろん異存はありません。
この日勧められたのは
広島県 水龍の純米吟醸 四代目中野光次郎
秋田県 新政酒造の特別純米 六号
広島県 藤井酒造の特別純米 宝寿
水龍は冷酒で。
実に穏やかな酒で、四代目・・・という強そうな名前とは裏腹に深窓の令嬢のようななめらかさです。 馬刺しに合うなあ。
新政と宝寿は熱燗で。
熱燗にはおでん、ということで、ダイコン、自家製厚揚げ、渦巻きウインナーをよそっていただく。 ダイコンがでかい!
新政はズン とくる辛口。 この手の味は広島にはあまりありません。
宝寿は熱燗に合う酒を造ることで有名な藤井酒造ならではの一杯。
おでんには最高に合います。
それにしてもダイコンや厚揚げの内部に滲み込んだ出汁が口の中でジュワ~と溢れてくる。 そこに熱燗を流し込む。
これほど至福の瞬間があろうか。
今宵は修学旅行中の二男にカメラを貸出し中にて写真はありません。あしからず(^・^)
地酒コレクターの店主が経営する居酒屋「里の家」に久々に伺いました。
おでんの時期になると、ふらっと暖簾を潜っちゃいます。
馬刺しを摘みながら生ビールを飲んでおりますと、饒舌な店主が人懐っこい笑顔で語りかけてきます。
新しい酒を仕入れたので飲んでもらいたいのでしょう。
ニコニコ、ニコニコ笑いながら自慢の地酒コレクションを披露してくれます。
ここまでアクティブなプレゼンテーションを展開されると飲まないわけにはいきません(笑)
もっとも、私自身この店に来るときは日本酒が目当てなので、もちろん異存はありません。
この日勧められたのは
広島県 水龍の純米吟醸 四代目中野光次郎
秋田県 新政酒造の特別純米 六号
広島県 藤井酒造の特別純米 宝寿
水龍は冷酒で。
実に穏やかな酒で、四代目・・・という強そうな名前とは裏腹に深窓の令嬢のようななめらかさです。 馬刺しに合うなあ。
新政と宝寿は熱燗で。
熱燗にはおでん、ということで、ダイコン、自家製厚揚げ、渦巻きウインナーをよそっていただく。 ダイコンがでかい!
新政はズン とくる辛口。 この手の味は広島にはあまりありません。
宝寿は熱燗に合う酒を造ることで有名な藤井酒造ならではの一杯。
おでんには最高に合います。
それにしてもダイコンや厚揚げの内部に滲み込んだ出汁が口の中でジュワ~と溢れてくる。 そこに熱燗を流し込む。
これほど至福の瞬間があろうか。
今宵は修学旅行中の二男にカメラを貸出し中にて写真はありません。あしからず(^・^)



白鴻を飲みながらニシを摘まむ
10月6日土曜日の話
広島駅前に福屋というデパートがありますが、
地下の食糧品フロアの鮮魚店で面白いものを見つけました。
「ニシ」(私は子供の頃、こう呼んでおりました。)
一般的には「シッタカ貝(尻高貝)」と呼ばれているらしい、巻貝の一種が売られておりました。
ちなみに広島ではツブ貝と呼んだりしています。
およそツブ貝とかニシ貝と呼ばれている小型の巻貝は地方によって呼び名が様々で、他県の人と話をしていると連想している貝の種類がまったく違っていた、なんてことはよくあります。
私は子供の頃、海に行くと、母親と一緒に、このニシ(シッタカ貝)をよく採って食べていました。
懐かしくて、つい買ってしまったというわけです。
大衆酒場では酒の肴として出している店も時々見かけます。
自分で調理したことはありませんが、茹でるだけでしょうから、そんなに難しいものではないでしょう。
貝同士をよく擦りあわせて水で洗います。 たっぷり目の水で茹でます。
本日飲む予定の酒(白鴻)をお猪口一杯入れ、塩を適量、鷹の爪を一本。
5,6分湯掻いて一丁あがり。

少し冷まして、まち針で身をほじくり出して食べます。
子供の頃、さんざん食べているので、こういうのは得意です。
ピロロ~ン、中から身が出て来ます。


ミクロのサザエみたいですね(笑)
小っちゃいので一人で何個も食べれます。
特別ウマいというほどのものではありませんが、いい酒の肴になります。
先ほど開けた白鴻の特別純米を熱燗にしていただきます。
合いますね。 やはりこういった食べ物は日本酒と一緒に食べてこそ味わいがあるというものです。

白鴻は冷酒でもイケますが、やはり熱燗のほうがおいしいですね。
際立った個性があるというわけではありませんが、じんわりと旨みが広がっていく、広島の酒らしい酒で、海産物にはよく合います。
広島駅前に福屋というデパートがありますが、
地下の食糧品フロアの鮮魚店で面白いものを見つけました。
「ニシ」(私は子供の頃、こう呼んでおりました。)
一般的には「シッタカ貝(尻高貝)」と呼ばれているらしい、巻貝の一種が売られておりました。
ちなみに広島ではツブ貝と呼んだりしています。
およそツブ貝とかニシ貝と呼ばれている小型の巻貝は地方によって呼び名が様々で、他県の人と話をしていると連想している貝の種類がまったく違っていた、なんてことはよくあります。
私は子供の頃、海に行くと、母親と一緒に、このニシ(シッタカ貝)をよく採って食べていました。
懐かしくて、つい買ってしまったというわけです。
大衆酒場では酒の肴として出している店も時々見かけます。
自分で調理したことはありませんが、茹でるだけでしょうから、そんなに難しいものではないでしょう。
貝同士をよく擦りあわせて水で洗います。 たっぷり目の水で茹でます。
本日飲む予定の酒(白鴻)をお猪口一杯入れ、塩を適量、鷹の爪を一本。
5,6分湯掻いて一丁あがり。

少し冷まして、まち針で身をほじくり出して食べます。
子供の頃、さんざん食べているので、こういうのは得意です。
ピロロ~ン、中から身が出て来ます。


ミクロのサザエみたいですね(笑)
小っちゃいので一人で何個も食べれます。
特別ウマいというほどのものではありませんが、いい酒の肴になります。
先ほど開けた白鴻の特別純米を熱燗にしていただきます。
合いますね。 やはりこういった食べ物は日本酒と一緒に食べてこそ味わいがあるというものです。

白鴻は冷酒でもイケますが、やはり熱燗のほうがおいしいですね。
際立った個性があるというわけではありませんが、じんわりと旨みが広がっていく、広島の酒らしい酒で、海産物にはよく合います。


