2013-09

富美家にて英勲を飲む

9月17日火曜日の話

25年振りに京都先斗町にある富美家という京料理の店に行きました。

 富美家

京都が歴史的豪雨にさらされた翌日のこと。
お店の方に聞くと桂川ほどではないが鴨川も轟々流れて怖かったそうだ。

 鴨川
 
 こちらの店には若かりし頃、何も知らずに飛び込みで入ったことがある。

 その時の女将(先代)に大変よくしてもらったことのある思い出深い店だ。

 川床の席を用意してもらった。

 川床

 鴨川から眺める月。 坂本竜馬も西郷隆盛もこの辺から眺めたのかな。

 月

 御造りをつまみながら冷酒をいただく。

 御造り

 斉藤酒造の英勲ですね。 さすが京都だけあって伏見の酒。

 冷酒の供しかたもオシャレですね。

 英勲

 これがスッキリしてウマい。 食中酒としてもってこいだ。

 三代目の女将と先代や富美家の昔話で盛り上がった。

 八寸

 先代も美人でしたが三代目も着物の似合う綺麗な方です。

 いつまでも頑張ってもらいたいですね。


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貝汁

 9月11日水曜日の話

 呉市中通の小料理屋「魚菜や」
おばあさんの女将さんが一人で切り盛りしているので10時過ぎれば閉めてしまう。

 その10時過ぎに友人と暖簾を潜ると既に片付け始めている。

「まだいいですかぁ。」
「まだお客さんが残っているからいいよ。」

 と女将さんがおっしゃる。
一元客だったら断られたかもしれないね。

 宝剣の辛口純米を冷酒でもらい、おでんを2,3個つまむ。
すると女将さんが
「今日は貝汁があるけど、いります?」
とおっしゃる。

 この店の貝汁こそは知る人ぞ知る名物で、昔は「おでん」の提灯ならず「貝汁」の提灯を揚げていたくらいなのです。

 しかし最近はいいアサリが中々手に入らないとのことで、ほとんど見たことはありません。
このチャンスは逃せません。
「ぜひ」とお願いする。

 しばらくして出て来たアサリの味噌汁。 通称貝汁。
味噌汁用のお椀というよりも、ほとんど丼の大きさです。

 貝汁

 一口啜る。
「あぁ~・・・」 う、うまい・・・

 ハラワタに染み渡る・・・ これほどウマい味噌汁は久しぶりだ。
「魚菜やの貝汁」さすがに名物の名に恥じぬ味だ。

 それにしてもドデカイぶりんぶりんしたアサリがえらいたくさん入っている。
おでんの皿に積み上がった貝殻を数えたら23個あった。

 貝殻

大サービスですね(^^;) オレのことが好きなのかな。 だって隣の友人よりも明らかに多い(笑)

 それにしても味噌がうまいなあ。
女将さんに「いったいどこの味噌を使っているんですか?」
と聞いて教えてもらったのがこちら
「伊予のみそ」

 愛媛県の味噌だそうだ。
翌日さっそく市内の大型スーパーに行ってみた。

 あった!

 味噌

即購入したのは言うまでもない(^^;)


鯛ソーメンを肴に熱燗をクイッと!

  9月11日水曜日の話

 この日取引先の方が大阪より来呉。

もちろん泊りです。 大阪なら日帰りできる距離だが、要は私と飲みたいのだろう(笑)

 仕事の話をしながらも今日は何処で飲もうか・・・私は頭の中は既に酒場の暖簾がたなびいている(^^:)

いつも3,4軒はハシゴするが、この日一軒目に伺った「かしま支店」の鯛ソーメンが美味しかった。

 鯛ソーメン

 一人前1000円という価格なので一人で飲むときも頼める量だ。

 大阪より来呉のN君、鯛ソーメンと聞いて大皿に鯛が丸ごと一匹乗っかったでっかいやつを連想していたらしいが、あれは旅館などに宿泊した時に別料金を払って出してもらう宴会メニューみたいなもので、5,6人以上で食べるもので値段もそこそこする代物だ。

 さて居酒屋の鯛ソーメン。

 なかなか美味しそうじゃありませんか。

 二人で仲良く半分づつ。

 鯛ソーメン2

 ウ~ン、美味しいね。

鯛の粗煮に似た甘めの醤油出汁がソーメンにたっぷり浸み込んで実にいい風味だ。

 これに熱燗が合うんだよね。


周にて賀茂鶴を飲む

  9月4日水曜日の話

 呉の名割烹「周」。

 周

 ちなみに「しゅう」ではなく「あまね」と読みます。
調子に乗っていろいろと注文するとそこそこの値段になるので6000円からあるコースを選ぶと安心です。

 しかし私はコースという柄じゃない(^^;)女性と一緒なら別ですけどね。
入口横に出されてあるメニューを見ますと、料理3品とお通し2品で5000円という「本日のおすすめ」なるメニューがある。

 御品書き

 晩酌セットにしては高めだが、呉を代表する割烹なので居酒屋のようにはいかないのは当たり前。
酒を飲みながら楽しめそうな感じはする。
数年前に昼のランチを食べて以来のことだ。

 店内には他にお客さんはおらず(暴風警報が発令されているので当然か)、カウンターの好きな場所に座る。
こういう日に外に出歩きたくなる癖は昔から変わっていない(笑)

 中瓶のビールを注文。
それにしてもこんな悪天候の中、なんでわざわざ飲みに出るのかですって?

 フッフッフッフ それはですね。 客がほとんど来ないこんな日に来るからこそ、店に感謝されるのです。
過分な供応を享受できることが少なくないことを
私は長年の盛り場放浪の経験で熟知しておるのであります(^^;)

 たとえそうでなくても次回訪問した際に、「この前は悪天候のなか有難うございます。」などという会話に繋がり、常連並みに顔を覚えてもらえることもママあります。 (何を期待しとんじゃ<(_ _)><(_ _)>)
え~、コホン(^^;)

 お通しの2品というのは松茸と栄螺。 いきなり強烈ですな。 この先が楽しみです。

 栄螺煮

 栄螺はいわゆる小栄螺と称するもので、小さいながら10個くらい身が入っている。
ハラワタは万人向けに綺麗に取り除いてあるが個人的にはあったほうが好きですね。
昆布と一緒に煮てあって中々美味。

 松茸

 松茸も小ぶりながらシャキシャキした歯ごたえ香りも良い。

 料理の一皿目はお造り。

 カレイとサワラ2種。 サワラはタタキにしたものとハラミの部分。

この刺身がウマい。 最近食べた刺身では断トツのウマさだ。

 お造り

 モノがいいのは当然としても熟成のさせ方が秀逸。 以前食べた時も感じたが、このまったり舌に絡みつく感じは周ならではのものだ。 このカレイのウマさときたら・・・

 2品目はアワビと松茸の天婦羅。・・・・・一瞬目が点になった。 テレビ番組でしか見たことが無い料理ですな(^^;) 間違えて10000円のコースを頼んでしまったかな(心の声)

 鮑天婦羅

 アワビはもちろん一匹分入っているわけではないが、大振り肉厚で歯ごたえ十分。
松茸は小ぶりなものではあるが、それでも一本は嬉しい。 ネタケースには大量の松茸がズラリと並べてある。 
これから常連さんが食べにくるのかな。 ショエ~・・・

 3品目は鯛の骨蒸し。
 
 鯛の骨蒸

 鯛の御頭を食べるのは瀬戸内では珍しくないが、片面でなく立派な面構えのものが表裏一対。 これをキツめ酢醤油で食べる。 ウマい! これもウマいなぁ。

 酢醤油に漬けなくても酒と塩で味付けされてあるのでそのまま食べても美味しいが、酢醤油に浸けると一段と鯛の甘味が増す。
 それにしても肉厚な鯛で御頭にこれだけ身が詰まっているものは久々だ。 皮もおいしいね。 鯛の皮が美味しいのは周知のことだが、こうやって食べて見ると改めて実感できる。
 眼球の裏のゼラチン質も酢醤油に浸けて食べると美味しいこと。

 やたら私が「美味しい、美味しい」とうなっているので、ご主人が「今日のは少し小さいです。 いつもはもう少し立派なやつなんですが、この天気なんもので」と申し訳なさそうにおっしゃる。
イエイエこれでも十分でございます。

 途中で賀茂鶴の熱燗に切り替える。

 賀茂鶴

 料理3皿ということで、どの程度のものを出すのかと思っていましたが、質も量も大満足です。 私はご飯や汁ものは無くてもいいので、通常のコースよりは今日食べたような本日のオススメセットのほうが楽しめる。
〆て7245円(税込)でした。

 大将は無口で料理の説明もこちらが質問して初めて答えてくれる。 この辺がまあ田舎の割烹と云う感じだが、東京にはない瀬戸内の割烹ならではの良さも十分に感じることが出来た。

 金額的にも酒込みでこの価格なら居酒屋のⅠ,5倍程度であるからむしろ安くすら感じてしまう。
壁の黒板には「松茸のフライ」「鰻の白焼き」などよだれが出そうな単品メニューが書かれてある。
 うまそぉ~ と思ったが値段が解らん(笑)




自宅にて瑞穂黒松剣菱を飲む

  9月3日火曜日の話

 剣菱の純米酒を見つけたので珍しいと思い購入してみました。

 剣菱

 まずは冷酒で。

 ウム 濃い一杯。

 他の純米酒にはない濃厚さ、力強さがありますね。

 一年熟成させてからの出荷ということらしい。

 熱燗にするとむしろ軽やかになる。

 剣菱熱燗

 しかし燗にしてウマいところは、さすが剣菱。

 口に含んで豊潤。

 デパ地下で買ってきていたお刺身だ~い。

 刺身

 こいつをツマミながら剣菱を。

 う~む 昭和だ(笑)




はまもとにて亀齢を飲む

  8月17日土曜日の話

 久しぶりにこんな酒場を見ましたな。

 肉の「ますゐ」の目の前の雑居ビルというのか長屋というのか、かなり老朽化した建物の中の怪異な酒場が目に付いた。
 場末の酒場をこよなく愛してやまない私であるが、その私でも思わず躊躇してしまう(笑)

 はまもと外観

 昼の営業時間が終わったばかりのようで、そのまま素通りしたが、アイニティで飲んでいる時にマスターとこの店の話になった。
 マスター曰く「魚が結構おいしい、いい店ですよ。」だそうな。

 むむむ 何だか興味が湧いてきましたぞ。
アイニティを出た後、本屋で時間を潰して、重富でナマビール2杯ひっかけたその足で速攻行ってみました。
 それにしても…(笑)

 はまもと通路

 壁に色々書いてありますな。

 はまもと壁

 こういうのを耳無し芳一型店舗と云うんじゃそうな(^^;)
看板もとりあえず出しとるだけじゃな(笑)

 内部は物置のような空間を横切って進むと酒場らしき佇まいがある。

 はまもと暖簾

暖簾の前は完全に物置状態で、何故か車椅子まである(^^;)

 はまもと物置

 さてガラガラと引き戸を開けて中に入ると、おっ 先客がけっこうおりますぞ。
随分長いカウンターだ。 料理が無造作に並べてあり、客の皿と一体化しとる(笑)

 おばんざいの皿と客の皿の区別がほとんどない(笑)
アットホームな酒場じゃなあ。 紙に書かれたメニューが一杯ぶら下がっております。

 はまもと店内

カウンターの左端では40台で独身っぽい女性が既にできあがっとる。
からまれるとイヤなので一つ開けて座る(^^;)

まずヒヤ。 ヒヤというのは冷酒ではなく常温の普通酒のこと。
ここはヒヤも燗も西条の亀齢(350円)らしい。

 むぉ 濃いぃのぉ 昔のオッサンの酒じゃあ。

 カウンターのでっかいバイ貝(500円)が目に付いたので、まずこいつから。
中身は店主が出してくれた。 ブリンブリンした身がドーンと。

 バイ貝と亀齢のひや

 しかし破片が少なからず点在しとる(^^;) 
まぁこれが気になるようでは貴方は瀬戸内の民とは言えませぬ。

 二品目はこれまたカウンター上のスジポン(450円)
このスジポンがとことん品が無くて泣ける(笑) 褒めてるんですよ(^^)

 スジポン

 べら棒に美味しい部分とべら棒に歯ごたえのある部分が混然一体となった絶妙なコレボレーションに貴方の上品な顎は粉砕されるでしょう。

 ここいらで熱燗2合を追加。
 
 亀齢熱燗

 三品目は紙のメニューを見て、トラハゼの天婦羅(500円)
こりゃあ究極の白身魚ですね。 ホクホクした食感は最高だが味そのものはほとんどしない。

 トラハゼ
 
だが天つゆをからませた瞬間、至高の酒肴と化す。

腹は膨れてきたが、メニューの中に「手作りカレーライス」の文字を発見。
これはぜひとも食べておかねばなるまい。

さて、出てきたカレーライス(650円)は間違いなく手作りじゃな。というビジュアル。

 カレーライス

 昔、小学校の同級生の誕生日会で食べたようなカレーじゃ。
同級生のM君の「凄いね、消しゴムより大きい肉が入っているよ。」という歓喜の声を思い出した。

 同級生のお母さんが友達がたくさん来るから大奮発したのであろう。
そんな○○年前のことが走馬灯のように思い出されたのであった。

 トータルで3300円。
本日5軒目にしては喰ったな。

 割烹に一軒だけ行ったほうが安くつくような気が(^^;)




重富酒店にてマスター渾身の生ビールを飲む

   8月17日土曜日の話

 暑い! 毎日暑い!
重富で生ビールが飲みたい! 

 いつ飲んでも美味しいが気温35度の今こそ重富で飲みたい。
おそらく一年で一番美味しく感じるに違いない。

 お盆期間中の土曜日、このビールが飲みたいがために、バスで広島市内に。
到着一番に重富に来て生ビールをラッパ飲みしたかったが、せっかくの休日、そんな計画的なことが意志の弱い私に出来る訳がありません。 重富の開店は午後5時。

 1時過ぎには市内に着いて「ますゐ」「そらや」「アイニティ」と既に3軒。
その後本屋で1時間ほどに時間を潰して、喉を乾かす為、炎天下の中適度に歩いて開店直前の重富へいざ!

 んがっ! 開店5分前にもかかわらず店の前には長蛇の列が!
何これ? こんなに人気なの? 前はサッ入れたのに(驚)

 重富

 「ビールスタンド重富」というのは市内の老舗酒屋さんが、広島市民に真のウマいビールを飲ませたい! という気持ちを抑えきれず会社の倉庫の一角を改造して小さいビアスタンドを作ってしまったのである。

 ところが、ビールのウマさが評判となり、今では市内有数の人気スポットになってしまったのだ。
しかし、わざわざここの生ビールを飲むために広島まで出てきたんだから今更後には引けぬ。

 15人程いた先客の後に行儀よく並ぶ。 開店時間を過ぎると更に私の後ろに7人くらい並んだ。
ショエ~。 み、みんなどうしたのぉ~

 ビール2杯限定で、ツマミの類はなし。 2,3分もあれば事足りるだろうに、みんなゆっくり飲みよるのぉ。 とくに彼氏に連れられて来てる女の子が遅いのぉ。

 さっさと飲んで交代してよ~、 二人っきりで、もっとお洒落でクーラーの効いた店に行きなさいよぉ。
などと心で叫びながら40分。やっと中に入れました。

 まあ、おかげで体内のアルコールと水分が抜けてビールがおいしく飲める状態になった。
さて1杯目はやはり一度注ぎ。 荒々しい昔の生ビールの味わい。

 マスター

 クゥ~! 炎天下の中、待っただけあってハラワタに染み渡るぅ~。
2杯目は二度注ぎ。 昭和のビールサーバーで注いだ生ビールのうえに平成のサーバーで作り出した繊細な泡を載せるハイブリッド生ビール。 これはウマい!

 重富の生

 中のビールは一度注ぎと同じものなのに、味わいはまったく別ものである。
ある意味この「二度注ぎ」が一番美味しいかもしれぬ。

 ビールは泡で劇的に味が変わるというのを改めて実感した。
途中でビールサーバーの中を開けて見せてもらった。 

 ビールサーバー内部

 昔ながらの氷冷式。
呉の「オオムラ」と同じ昔の冷やし方ですね。

 外側の味のある木製の台はインターネットで購入した中古品だそうだ。
ビールサーバーは昔の設計図を基に再現した戦前の形。
昔からそうであったかのような風格が既に具わってきていますね。

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プロフィール

Author:ほうすけ
広島県呉市在住 
酒をこよなく愛している男です。
日本酒の魅力を発信できたらと思っています。

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