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2014-03

均一軒にて剣菱を飲む

  3月6日木曜日の話

 東京在住の知人と新橋で待ち合わせて飲むことになった。

 新橋駅にはほぼ同時刻に着いていたのだろうが田舎者は瞬時に方向が把握できないので意外と移動に時間がかかる(笑)
 細くて古めかしい路地にその店はあった。 均一軒。

 均一軒

このセンスのない店名にむしろ秘めたる実力を感じるのは私だけではあるまい。 いや私だけか(汗)
 
 店構えもいい。 何の変哲もない昭和のサラリーマン割烹だが、その地味な佇まいが余計に肴で勝負している店の覚悟のようなものを漂わせている。

 ガラガラと引き戸を開ける。 カウンターだけの小さい店だ。
客は2名。 一番奥に眼光鋭いN氏。 久しぶりの再会だ。 まずは瓶ビールで乾杯。
ほどなく氏の友人も合流するという。

 真後ろの黒板に本日のお奨めが箇条書きされている。
いずれの小料理もこの手の小割烹での定番に近いが意外と腕の差が出る料理群である。

 お通しは大根と胡瓜の漬物だがまずこれがウマい。
料理はざっとN氏が注文する。

 バイ貝酒蒸し。 鄙びた酒場には黙々と串で身をほじくり出す光景は不可欠である。 実に鮮度がいい。

 ばい貝

 〆鯖。 これは私が注文した。 〆鯖フェチなもので。 漬かり過ぎず丁度いい塩梅。

 〆鯖

 菜の花。 これは最高にウマかった。 こういう所に料理人の腕が出るんだよねえ。

 菜の花からし和え

 ここでN氏の友人B氏登場。 いきなり冷でやり始める。 ムムム、この人も強そうだ(汗)

 B氏の登場を待って本格的な肴群に突入せり。

 タイの甲蒸し。 瀬戸内ではよくある料理だが広島暮らしの長かったN氏はやはりこの手の料理が好きらしい。
ほっこりとしたタイの身、酒に溶け込んだタイの脂と出汁、きつめのポン酢。
これらが混然一体となり小料理屋の醍醐味は正にこんな料理を食する瞬間にあると言っても過言ではない。

 タイの甲蒸し

 山ウドの酢味噌。 B氏の注文。 日頃食べないが結構いける。

 山うど

 もちろんこの辺りでは全員日本酒に移行している。 酒は2種類のみ。
灘の剣菱と山形の高砂。 差しつ差されつではない。

 剣菱

酒は2種類なので熱燗にしたり冷にしたり各自が勝手にコップが空けば次の酒を注文する。

 アジのたたき。 房総の味ですね。 これも新鮮でボリューム満点。 これで不味いわけがない。

 アジのタタキ

 ニシンの塩焼。 西では京都のニシン蕎麦くらいしかお目にかかることがないが、こんなデカいニシンが普通にあるところが関東の酒場ですね。 これも美味しいなあ。

 ニシンの塩焼

 おから。 おからなんて私だけだと絶対注文することはないが、これが美味しかった。
下準備してあるおからを注文を受けてからゴマ油で炒る。

 おから

 もうもうと湯気が立ち昇るおから。 こりゃ冷酒にピッタリだ。

 子持ち昆布。 有りえんくらい子持ち。

 子持ち昆布

 春菊胡麻和え。 これも泣けてくるくらいウマい。

 春菊

 あん肝。 もちろん自家製。 店主曰く、今年は脂の乗りがイマイチだそうだが十分美味しかった。

 鮟肝

 タコ刺し。 火の通しかたが絶妙。

 タコ刺し
 
 軽く一軒目くらいの気持ちで店に入ったが、末期の酒かというくらい食って飲んだなあ(汗)
この計画性の無さが私らしいと言えば言えなくもないが。

 一人頭5650円。 新橋でこのレベルのものをこれだけ飲み食いしたにしては良心的。

 いい店を知った。 料理が美味しいのが一番だが、大将の職人然とした雰囲気もいい。
清潔感溢れる鄙び方は私の最も愛するところだ。

 こりゃ今後も仲良くさせてもらいたい店を教えてもらった。



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幸ちゃん寿司にて鍋島を飲む

  2月27日木曜日の話

 実は熱燗放浪記と併用する形で食べログというグルメサイトに時々投稿しているのですが、
以前からコメントのやりとりをしていた大坂の人気ブロガー氏から氏のお気に入りの寿司屋で一緒に杯を交わしませんかとのお誘いがあった。

 大阪まで寿司を食べに行くのも随分と道楽な話ですが(笑)、これまた時々コメントのやりとりをさせていただいていた北九州の人気女性ブロガー様も参加されるとのこと。

 どうしようかと悩んだ末に何とか仕事をリンクさせて出張の予定にはめ込んだ。

 2月の末、大坂駅から随分と離れた香里園という京阪沿いの聞いたことのない駅に降り立った。
この駅から徒歩3,4分の「幸ちゃん寿司」が会場である。

 幸ちゃん寿司

 私を含めて総勢8人の宴会というのか合コンというのか(苦笑)
考えてみればほぼ一度も会ったことがないような人達が日時と店名だけで定時に集結するというのも妙な話ではある。

 ネットを介しての人間関係ということになるが、これも一種の出会い系サイトということになるのか(笑)

 大坂の人気ブロガー「リチャード1958」氏の大のお気に入りというこの幸ちゃん寿司、新鮮なネタ、ウマい寿司、人柄のいい大将、そして明るい奥様の愛ある接客をカウンターに座って存分に満喫しながら3時間ほど大いに楽しませてもらった。

 ちなみに酒は北九州より参加の女性ブロガー「akii」様が九州の銘酒を4種類ほどご持参。
各自1000円づつの持ち込み量込みで5000円の参加費ということであった。

大将のお任せでお通し三品の後握りという流れ。
一品目はいくらの醤油漬け
二品目はのれそれ
三品目は明石のタイ、カンパチ、生ホタルイカの御造り

 御造り

握りは、ヒラマサ、明石のタイ、ノドグロ、生タコ、大トロ、サワラ、雲丹
タチウオ、真鱈の白子、芽ネギ、ホタルイカの炙り。

 握り(ひらまさ)

 どれも非常に美味しかった。

 これで飲み物別の料理だけで4000円というのは信じられないほど良心的な価格である。

 私は寿司は好きだが寿司屋に行くことはあまりない。
飲んで食べる私は寿司屋に行くとかなり金額がかさんでしまうというのが理由の一つであが、値段の割には何故だか満足感を得られない店が多いというのもある。

 バー好きなのでⅠ,2軒目は軽く済ませてバーを梯子するのが好きというのもある。
だがいい寿司屋というのは本当に飲む人食べる人を満足させてくれる不思議な魅力があるのだと実感させられたこの度の酒宴であった。

 また今宵akii様が用意してくれた酒もいずれ劣らぬ貴重酒揃い

鍋島 純米吟醸 富久千代酒造 佐賀県
繁桝 中汲み 純米大吟醸 生々 高橋商店 福岡県
喜多屋 純米大吟醸 しずく搾り 喜多屋 福岡県
寒北斗 純米吟醸 寒北斗酒造 福岡県

 鍋島  繁桝

 九州をこよなく愛するakii様渾身のセエクトに相違ない。

 私は純米派であるが、最高レベルの旬の魚というものと吟醸酒の組み合わせというのも実に味わい深いと再認識できたのも本席の大いなる収穫であった。

 また参加された方々も食道楽飲み道楽というのか(笑)似たような嗜好の方々が多かったというのも楽しく気兼ねなく飲めた一因であろう。

 東京、大阪、京都、広島、福岡の各地から集結した面々はさすがに一騎当千のツワモノ揃い。
飲んだ酒の量もハンパではなかったが、カウンターで横並びになっていたせいか、じっくり腰を据えて話が出来なかったという点もあった。

 今回の発起人たるリチャード1958氏とも差しつ差されつ四方山話をしながら杯を交わしたかったが・・・
氏の友人とはこれ以上ないくらい杯を交わしたが(汗)

 いずれにせよ10年前には考えられなかった現在ならではの酒宴であった。

当日のメンバーは私以外は以下の7名。

長身でダンディー、浪速のお笑いブロガー、リチャード1958さん(大阪)
最年長で(おそらく)笑顔の素敵なJBLさん(大阪)
クールで一番ライターっぽい雰囲気を漂わせていたまめぞうさん(東京)
最後まで元気いっぱいだったakiiさん(福岡)
パワフルボイスのgropopさん(京都)
一番日本酒に詳しいタイガース・ウッズさん(大阪)
そして歯抜けの社長こと糖尿星人さん(滋賀)

 本当に有難うございました。

 この夜の爆笑メンバーがもう一度再集結することはないかもしれませんが、
出張の際に個別にお会いすることはあるかな?

 まあ迷惑でなければ(笑)


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神戸南京町で餃子を食べる。

  2月25日火曜日の話

 昼間時間が出来たので何気なく中華街に行ってみました。

 朝の閑散とした時間帯にしか来たことがなかったので侮っておりましたが、
さすがに店が営業している時間帯に来ると結構な賑わいですね。

 ブルース・リー

 平日の昼間だけど人が多いなあ。 若い女性が多いのは観光客なのかな。
それにしても客引きも凄いねえ(; ̄皿 ̄) 

無視されても無視されても永遠に声を出し続ける中国人店員のマシンのようなエネルギーはある意味凄い。

 現代の日本人にはむしろ必要な資質かもしれんなあ、などと感慨にひたる。
ま 私にはこれ以上必要ないけどね( ̄ー ̄)ニヤリ

 さて、昼時なので何処の店もランチのセットを前面に押し出し猛アピール中。
写真入りのドデカイメニューを表に貼り出し、ダミ声のオバチャン店員や目が笑っていない角刈りの兄ちゃん店員が

「ソコノオニイサン! ドレモオイシイヨ! コノミセガイチバンニンキアルヨ!」
と ほぼ全員が同じようなことを言って近づいてくる。 
まぁ追いかけてこないだけ上海よりマシだ( ̄ー ̄)

何処に入ってもソコソコ美味しいのでしょうがイマイチピンとこないなあ・・

 どーしようかなぁとキョロキョロしながらゆっくり歩いて店を物色するので、
(この一人客は食べる店を探している!)と益々客引きの総攻撃を受けてしまう。
 (; ̄皿 ̄) ヒィ~~!

 そうこうしていると細い路地裏を発見。 メイン通りと違って客引きはいないが、飲食店が数軒ある。
その中の餃子専門店が目に入った。 賑やかで極彩色の表通りの店と違い営業しているのか閉まっているのかも分からない地味な店だ。

 大学

 店の前には自転車やら箱やらが山積みのまま。
(やる気あるんかいな?)(; ̄皿 ̄)

 しかし妙に策酒場センサーが反応している( ̄ー ̄)
食べログで一応調べてみると、 オッ 意外と高評価の店みたい。

 250円

 ま どうせ普通の店に入る気も無かったんだから入ってみよう( ̄ー ̄)ニヤリ
一人前250円とメチャ安だし。 ん? 2人前から注文してくださいじゃと?

 貼紙

  店内に入る。 狭い!
カウンター以外にテーブル席も3つあるのだが、小さっ!

 カウンターには6席あるのだが一番手前の席には女店主の鞄が置いてあって客を座らせる意思なし(笑)
他の店は一人でも多くの客を店に入れようと必死なのに、この店だけはペレストロイカ以前のソ連のような接客なのがむしろ気に入った(笑)

 店内には「飲み物以外の追加は不可」
と全ての客に見えるように貼ってある(笑)

店内ルールならそれもよし。 嫌なら来なきゃいいだけだ。

 550円の大瓶と250円の餃子を2人前注文。

 ビール

店内の掲示物を見ると餃子のタレは味噌のようだ。

これまた店内の至る所に張り紙がある。
曰く
 味噌     小さじ2杯
 ラー油    小さじ1杯
 酢と醤油   少々

 タレ横

まぁ 郷に入っては郷に従うヤッケ。
書かれてある通りにブレンドする。

 タレブレンド後

ペロリ ムム このタレはウマい!

 味噌と聞くと味噌汁の味噌を連想するのが日本人だが、
どちらかと言うとゴマの風味が強い。 これにラー油の辛みがいいアクセントになっている。
そして酢と醤油を加えるところが肝。 これで風味が一段とグレードアップする。

 さて、焼きあがった小ぶりな餃子は非常に香ばしい。
最初はタレを付けずに食べてみる。

 餃子

 ほとんどの焼き餃子がそうであるように味付けは薄い。
だがタレをまとわせた瞬間に最高のビールの友に昇華する。

 餃子の味噌ダレというのはたまに見かけることもあるが、これほどイケる味噌ダレは初めてだ。
この味噌を舐めながら芋の湯割りが飲める。

 テーブル席には6,7歳の子供を連れた夫婦が食事をしていた。
お父さん 「あのう、餃子をお代わりしたいんですけど・・・」
店員 「飲み物以外のお代わりは出来ません!」

子供 「餃子もっと食べたい・・。」
訴えるような目で店員を見つめる両親。
店員・無視!

ムムム こりゃ徹底しておる。 超ソ連型接客(笑)
ここまで徹底しているとむしろ清々しい。

店内にちゃんと日本語で書いてあるもんね。

ちなみにその家族のお父さんは外国の方でした(汗)


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三ノ宮の立ち飲みGonta!

  2月24日月曜日の話

 出張で神戸泊。

神戸にはナイスなバーも多いのですが、どうしても覗いてみたい立ち飲みやがある。

 その名も「スタンドgonta」

阪急三宮駅の高架下、三宮楽天地の二階にある。 

 三宮駅

 それにしても三宮駅直下もシブい店が多いですね~。
スケールは違うが御徒町駅周辺とも似たような雰囲気もある。

 あ~ココに住みたい( ̄ー ̄)

 などと妄想にふける間もなく到着。 

 gonta.jpg

 ウオッ! こりゃ超満員です。 (((( ;゚Д゚)))
立ち飲み屋にすればそこそこの広さですが一般的には極狭の店舗。 そこに間違いなく50人は入っている。 

店員も6名。 そりゃ最低それくらいはいないとさばけないでしょう。

 しかし一人モンの気安さ、スルスルと侵入。 お店のお姉様と目と目でアイコンタクトして準備完了。
ここのところ立ち飲みは良く利用しますが大体10~15人くらいの店。 

 こりゃ壮観ですね。 結婚式の二次会の密度です。

 店員は生き生きキビキビ働いている。 お客さんも幸せモード全開だ。 
こりゃ名店の香りがプンプン漂っておりますぞ~。

右も左も暑苦しいおっさんばかりなので(人の事は言えませんが)まずはレッドアイ(380円)を注文。

 レッドアイ

クゥ~! トマトは嫌いだけどトマトのカクテルは好きなんですよねぇ。

肴はクジラの赤身(400円)をいただきましょうかな。

 くじら赤身

これが肉厚でボテッとした感じでgood! 臭みは一切なくクジラの風味だけはしっかり残ってウマし。

 次いで自家製炙り豚足。 これも300円とは思えぬクオリティ。

 炙り豚足

 店員は一生懸命ですが料理は時間がかかるものもある。 でも一生懸命働いているのが分かるので気にはならないですね。

 ウオッ! 生ビールが199円と書いてありますぞ(驚) 
ムムム それで生ビールを飲んでいる人が多いのか。 不覚。(; ̄皿 ̄)

 勿論注文しますよ。

 生ビール

 後ろにいた女子3人組の注文した「アマダイのフィッシュ&チップス」もスゲー!
アマダイの半身が丸ごと揚げてある(デカイッ) ポテトもテンコ盛り。 

 あれが450円というのは信じられん(驚)
写真だけでも撮らせてもらおうかと思ったが小心者の私には無理なことでした _| ̄|○

すでに神戸キチンで晩飯は食べてきたのだが・・・
あまりに全てがジャストミートで立ち去り難い。 
ヌォ~ 足に根が生えたように動かん (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

これはもっと飲んで行けという神のお告げに違いない。( ̄ー ̄)ニヤリ

それではもうちょっと・・・(;^^A;;;

豆アジのエスカベッシュ(320円)も美味しそうだ。

 豆アジ

 となると熱燗が欲しくなるね・・( ̄ー ̄)ニヤリ

日本酒は白鶴しか置いてないのかなぁ。 まあ灘の酒だけどね。
最近豆アジの南蛮漬けにハマっているですよね。

 白鶴

酢が利いた酸っぱめ味付けなのだが、これがクソ甘い白鶴の安酒によー合う。

もう一品くらい頼もうかな。 ということで先程来気になっていたアンチョビのポテトサラダ(350円)を注文。

 これはウマい! これは人生で出会ったポテトサラダでも最高の逸品である。
350円レベルでは過去最大級のボリュームもさることながら、何よりも味がいい。

 ポテトサラダ

 キュウリやタマネギがまったく入っていないほぼポテトな一品。
大き目で歯ごたえのあるジャガイモに潰してクリーミーなポテトがまとわりつく。
アンチョビの塩気も絶妙で極めて猛烈に例えようもなくウマい! 当然生ビールお代わり!

というわけで食後のチョイ飲みの予定が晩飯並みに喰っちまった(笑)

 合計2498円。
日本酒よりもワインに力を入れている点が若干好みとは異なるが、総じて素晴らしい。

丑寅と比較すると、酒で丑寅、料理でgontaであろうか。
いずれにせよ又素敵な立ち飲みに出会ってしまった。

 三ノ宮最高♪


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今年もデベラ酒を飲む

  2月18日火曜日の話

 デベラ(もしくはデビラという)小型のカレイ。

刺身にも煮魚にもならない超小型のカレイ。

これを干して干物にするのは江戸の昔よりの瀬戸内の味。

身を焼いてご飯に混ぜてデベラ飯にするのはこのブログでも紹介済み。

この切り落とした頭を使ったデベラ酒が実は美味しい。

 デベラの頭

フグのヒレ酒みたいなものです。

頭をオーブントースターでこんがり焼きます。

 こんがり炙られたデベラの頭

それを熱々にした熱燗に入れるだけ。

これがウマいんだよね。

 デベラ酒

 酒は最高の出汁。デベラも最高の出汁。

田舎くさい飲み物ですが、日本酒にしか出来ない楽しみ方ですね。


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タラの芽の天婦羅を肴に誠鏡を飲む

  2月16日日曜日の話

 妻にくっ付いてスーパーに買い物に行った。(荷物を持たされる為に同行を命じられる)

色鮮やかなタラの芽とこごみが売られていた。

 あ~これを天婦羅にして食べたい・・・

勝手に買い物籠に入れる。 それを見て妻が(今年もか)というような顔してニヤリと笑う。

お酒売り場で誠鏡のワンカップを一つ買ってこれも買い物籠に入れる。

 この時期のタラの芽はもちろんハウス栽培だがそれでも新緑も鮮やかな天婦羅は美味しい。
そのタラの芽以上に美味しいこごみ。 塩でも天つゆでも美味しい。

 タラの芽&こごみ

誠鏡のワンカップは純米酒。 これが結構美味しいんだよね。

誠鏡はどの酒もハズレがないような気がします。




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森田食堂にて白牡丹を飲む

  2月15日土曜日の話

 土曜日は隔週で出社するので本日は休み。

妻の買い物に付き合わされたりすることもあるのですが本日はオールフリー。

 昼酒を楽しみに午前11時半頃森田食堂に出勤した。

 森田食堂

冷蔵ケースからさよりの刺身と小鰯の煮付を取り席に着く。

 サヨリ&小鰯

 大瓶を注文。
あ~土曜の昼の一杯はこたえられんなあ~

サヨリが甘くておいしい。

 サヨリ

 小イワシも相変わらずいい味付けなんだよね。

一定期間が空くと無性に食べたくなる。
素朴で何の変哲もない食べ物なんですが妙にクセになる味なんだよなあ。

こりゃどうみても熱燗の流れです。

 白牡丹熱燗

白牡丹の普通酒。これが甘い。

白牡丹が甘いのは地元では皆知っているが、是だけ甘いと酔いが早い気がする。 原因は他にあるか(笑)

でもこんな食堂でこんな料理をツマミながら飲むと美味しく思えるんだよなあ。

〆は400円の中華そば。

 〆中華

これも飲んだ後に食べるとウマいんだよねえ。

あ~土曜の昼酒は最高だ。

店を出て振り返ると百周年の挨拶が貼ってあった。

 100周年

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いが餅

Author:いが餅
広島県呉市在住 
酒をこよなく愛している男です。
日本酒の魅力を発信できたらと思っています。

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