2015-03

「ふくべ」で菊正宗の樽酒を飲む♪

   3月6日金曜日の話

 私の追い求めていた酒場がそこにはあった。
外から見れば何の変哲もない縄暖簾。 地味な店である。

 縄暖簾

 しかし、一歩足を踏み入れると、そこは私にとってTDLUSJのような夢の世界であった。

 6,7人座れば一杯になるカウンター(テーブル席は別にあるが) そしてカウンターの内側には当年とって69歳の旦那さんが仁王立ち。 

 そこには鍋も無ければコンロも無い。 ただ酒を温める燗銅壺があるだけだ。
つまり燗付場が店の中心にあり店の旦那さんが一人シブく燗番をしているのだ。

 この店の構造そのものに私は壁ドン並に胸キュンしてしまったのだ。
旦那さんの背後には全国の熱燗に合う銘酒がズラリ。

 日本酒の棚

 ほとんど純米と本醸造である。 男らしいではないか(ウットリ)

 日本酒好きの私ではあるが如何にも「いい酒を揃えているでしょう」感を前面に押し出している小生意気な店主の日本酒バーは嫌いである。 「ウチは純米大吟醸と純米吟醸しか置いていません」などと自慢する店は特に嫌いである。

 誰が何と言おうと私は普通の純米酒が一番好きである。
そして本醸造は燗映えする酒が多いのも厳然たる事実なのである。

 まずは挨拶代りに名物のキクマサの樽酒から行きましょう。 もちろん熱燗である。

 キクマサの樽酒

 これほどのシチュエーションで燗酒が飲める機会は滅多にありません。

 枡で計った酒を銅製の漏斗でお銚子に流し込みチャポンと銅壺に浸ける。

 燗銅壺

 温度計なんかは使わない。 頃合いを見て旦那さんがお銚子の首を指で回しながら温度を確認する。

 丁度よくなると客の前にサッとお銚子を置く。 お通しの昆布が一緒に出てくる。

 お通し

シブすぎるぜ (゚∀゚;) キクマサは飲みごろのヌルめの燗だ。 う~ん、やっぱり菊正宗はウマいなあ。
最近多い腑抜けみたいな酒ではない江戸っ子の愛した灘の下り酒だ。

 樽酒の横に通路があって奥が調理場になっている。
調理場には料理人がいて出来た料理を女将さんが配膳している。

 この女将さんが如何にも江戸の職人の古女房然とした御仁。 明るくチャキチャキでおっちょこちょいで実にいい味を出している。
 無口な旦那さんとお喋りで明るい女将の組み合わせは繁盛店の鉄則ですな。

 つまみはまず塩らっきょう。

 塩らっきょう

 菊正宗の燗酒と塩らっきょうなんてシブすぎますな。
続いて以下のものを注文。

 しめ鯖。 大阪のキズシ並に漬かったサバ。

 しめ鯖

 熱燗によ~合うね。

 タコの酢の物。

 たこ

 酢の物も燗酒に合うんですな。

 モツ煮込み。 

 年に一度の煮込み

 年に一度、開店記念日の前後3日間だけ作られる幻の一皿。
運よく御相伴に預かりました。

 なぜ年に一回しか作らないの? と聞けば
「面倒だから」 だそうだ(汗)  おそれいりました _| ̄|○

 酒は以下のものを全て熱燗で。
司牡丹。 白鷹。 男山。 剣菱。 ウ~ム、男の酒すぎる(汗)

 お銚子

 気分よく飲んでいると何だか異様な臭いが漂っている。
ひょっとして同伴君の口臭か? と一瞬たじろいだがどうやらクサヤの臭いだったらしい(苦笑)

 隣の常連3人組がウマそうにクサヤ談議をしている。 聞けば
「この店に来たらクサヤを食べなきゃ! この店のクサヤは天下一品だよ♪」 とおっしゃる。

 そこまで言うならと注文。

 くさや

 これが確かにウマい。 臭いは相変わらずだが(汗)
以前大統領で食べたクサヤに比べると遥かに高品質なのが分かる。

 再び隣の常連3人組を見ると見たことも無いくらい美味しそうなハンペンを食べている。
美味しそうですね~なんて話しかけると

「この店のハンペンは名物だよ! ここのハンペンは絶対に食べなきゃ~♪」 とおっしゃる。
なにぃ~~ハンペンも名物なのか! よ~し食べるぞ~!

 はんぺん

 このハンペン。 メッチャ美味しいんですけど(汗)

 名物料理を教えてくれた常連さんにお礼を言おうとしたら美味しそうなゆで玉子を食べている。
これがメチャメチャ美味しそうなのである。

「この店のゆで玉子は最高に美味しいんですよ! ここに来たらゆで玉子を食べなきゃ~♪」
な、なにぃ~~ ゆで卵も名物だったのかぁ!

 ゆで卵

 ムオッ このゆで玉子、ムチャクチャ美味しいんですけど(汗)
この10年間くらいで食べたゆで玉子で一番美味しいかも?

 このゆで玉子、木曜日だか金曜日の限定料理だったらしく運よく食べれたということらしい。

 いやぁ 楽しかった。 久々に素敵な酒場を見つけちゃったなあ。

 ふくべ看板

 絶対にまた来るからね♪

ふくべ 東京都中央区八重洲1-4-5 日曜、第2、第4土曜休



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レジェンド海老原清さんの生ビール!

   3月6日金曜日の話

 ビヤホールライオン銀座7丁目店。

 今更私如きが多くを語る必要のないビヤホールの老舗中の老舗である。

 銀座ライオン正面

 どうしても一度は行っておきたかった。 しかも金曜日は退職されたレジェンド海老原清翁が19時15分から2時間だけビールを注いでくれるのである。 ここをスルーしては真のビール好きとは言えまい( ̄ー ̄)ニヤリ

 昭和9年に建設されたというビルは外観は特に目を見張るような意匠はないが内部のビヤホールはさすがの貫禄である。

 天井

 写真では何度も見ているが実物を目の当たりにするとその存在感は圧倒的で、80有余年の風雪に耐えた天井や壁の装飾は重厚そのものでさすがの風格である。 このホールだけでも観に来る価値があるというものだ。

 壁画

 二人連れで壁際の席に座る。 天井も凄いが目の前の柱や壁の装飾も凄い。 薄汚れ感もいい。
 
 さて正面の壁画の前のビールサーバーに海老原清さんが登場しましたよ。

 カウンター

 女性店員に「海老原さんに注いでもらえるんですよね?」と聞くと
「ハイ、是非飲んでみてください♪」とニッコリ。 おおっ この女性店員の静かなる自信に満ち溢れた態度はどうだ!  こりゃ期待が持てるぞ! 遂にこの日がやって来たのだ!

 最初の一杯はもちろん海老原さんだ。 ウム、やはりウマい。 

 生ビール

切れ味がウリの銀座ライオンの生ビールがかくもまろやかに感じるのはどうだ!

 二杯目はあえて別のスタッフに注いでもらった。 明らかに違う! 前者のほうが美味しい。 
同伴者に確認しても同意見だった。

 他のスタッフのビール

 海老原さんが注いでくれたと思うだけで美味しくなるのか?(笑)
いや、それはそれで本人のオーラの成せる技だ。

 この機会に海老原さんと戦前の真鍮製のビールサーバーを撮らねば。
撮影の許可を求めると海老原さんは快く応じてくれた。

 実にフレンドリーでサービス精神旺盛な方だ。 カメラを向けるとピタッと手を止めてカメラ目線を決めてくれる。

 海老原さん

 動画も撮ろうとしたら「もうすぐオーダーが入ってくるから。 注ぐところがいいでしょ。」と注ぐシーンをわざわざ撮らせてくれた。 しかも撮った後も 「大丈夫? 撮れた?」 と気遣いまでしていただいた(涙)
 
 まさに人品骨柄他に秀でた方で、やはりその道でナンバー1を極めた人、レジェンドと人から尊敬を集める方は違うなあと実感。 私はすっかり海老原さんの魅力に魅せられてしまったのだ。

 ビアホール煮込み

 名物のビアホール煮込みも美味しい。 ほぼビーフだけのビーフシチューといった味わい。

 この後も予定があるので2杯で失礼したが東京に住んでいたらもう少し粘って飲みたいところだった。
生ける伝説海老原清氏の注ぐ生ビールは確かにウマかった。

蕎麦屋で一杯

  3月5日木曜日の話

 神楽坂から飯田橋駅に向かって降りていく途中にある酒蕎庵まろうどに寄る。
いわゆる蕎麦屋なのだが居酒屋度の高い店として記憶していた。

 まろうど

 2階にある店舗はカウンター、テーブル席、座敷と三位一体となった設えでテーブル席と座敷ではサラリーマンの宴会の真っ最中だ。

 店員の雰囲気や店の造り、メニューに書かれてある料理や酒はシブいのでたまたま賑やかな団体様とぶつかったのでしょう。 まあ店としてはこういうお客さんを大事にしませんとね。(いつになく理解のある私)

 カウンターのほうは割と静かな客層。 若いカップルもいたが中々の飲みっぷり。
ちなみに店内には20人前後の客がいたが女性はカウンターの一名だけだった。

 さて、私としましては蕎麦屋に来ればまず熱燗でしょうと
君の井純米。
初めて飲む。 非常に柔らかくスルスルと飲める食中酒に適した酒。

 熱燗とお通し


 酒を注文したら何も言わないうちにお通しが出て来た。 キンピラ、バイ貝、奴。
いい肴になりますね。

 メニューは酒の肴がとてつもなく多い。 色々書いてありますがいつもと同じようにシメサバを注文。

 しめ鯖

 色はあまり変わっていないがいい感じで水分が抜けている。
身もソコソコデカい。 塩も酢も強からずいい塩梅だ。

 油揚げの蕎麦味噌焼き550円

 蕎麦味噌

油揚げに甘旨ネギ味噌。 美味しいに決まっているわいね。

 2杯目は焼酎から選択。 帰山、蕎麦湯割。 

 蕎麦湯割

 何ともトロッとした感じでいいですね。

 〆は蕎麦。 信州富倉蕎麦一斤。 こちらでは一人前のことを一斤と言っているそうだ。

 〆の蕎麦

 超細麺。 喉越し爽やか。 飲みまくった後の冷たい蕎麦って何とも心地良いですね。

酒蕎庵まろうど 東京都新宿区津久戸町3-20 イサミビル2F 日祝休

西口やきとん

  3月5日木曜日の話

 浅草橋駅西口から1.2分歩いた場所に店は有った。
やきとんの老舗「西口やきとん」である。

 おお ほぼ満員です。 さすがの人気店ですね。

 西口やきとん

 壁に設えられたカウンターに一人分空きがありました。

 注文したのはまず皿ナンコツ(200円)

 皿ナンコツ

 西口やきとんの名物メニュー。

 200円にしたらボリュームがあり濃厚で旨みも十分。 一味をたっぷり振って食べたら本当に美味しい。
姉妹店「元気」の皿ナンコツよりも美味しく感じた。

 ビールケース

 カウンターと言ってもビールケースに板を載せただけですけどね。

 次いで塩煮込み(200円)
 
 塩煮込み

 ダイコン、ニンジン、ナンコツが入った煮込み。

 塩加減が丁度良く、あっさりしてはいるが旨みも十分。 ダイコンの味付けが絶妙でウマいなあ。
下手なおでんのダイコンなんぞより余程美味しい。

 串は1本づつでも注文できるみたいだったがいつもの癖で2本づつカシラ塩とレバタレを注文。

 カシラは脂っこいが塩&炭火の組み合わせで野趣溢れる味わい。

 カシラ塩

 下品な味だがこれも有りだ。

 レバーは若焼にするとほとんどレアなので敢えて普通で。

 レバータレ

 これでも7割はレアだ。 私はこれくらいで丁度いい。
カシラは断然宇ち多のほうが美味しかったが今日のレバーは遜色ないくらい新鮮だった。

 熱燗(250円)はポットから。 名称不明だが適温で微妙にウマい(笑)

 熱燗

メンマ(100円)は普通だがいい箸休めになる。

 メンマ

 合計1782円。

 店員は皆フレンドリーで笑顔の接客。
老舗のヤキトン屋にしては敷居が低く近所に住んでいたら再訪したいところだ。

西口やきとん 東京都台東区浅草橋4-10-2  日祝休


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独特のビールサーバー

   3月5日木曜日の話

 今回の東京遠征を旧式ビールサーバーを巡る旅と位置付けていた私としては銀座ライオンの秋葉原ラジオ会館店も狙っていた店なのだ。

 銀座ライオンは基幹店のビヤホールライオン 銀座七丁目店以外の店ではBIER REISE ’98が使っているような60年前主流だった円筒式の氷冷サーバーを復刻して導入しているという情報を得たからである。

 旧式ビールサーバーフェチとしては是非見ておきたい。

 秋葉原駅を降りて徒歩30秒。 ラジオ会館の地下一階が銀座ライオン秋葉原店だ。

 ラジオ会館

 店内は銀座7丁目店をイメージした内装で、もちろん本家のような風格はないが小奇麗なビアホールとなっている。

  カウンターでは若手の店員がビールを注いでいる。 銀座ライオン伝統の一度注ぎだ。
ビールサーバーは・・ おお 確かに円筒式のサーバーを使っている。 

 カウンター

 美しい・・(あくまでも個人の感想です)(^^;)

 居酒屋の瞬間冷却式でもなく、パブに多いドラフトタワーでもない全国にもほとんどない復刻氷冷式ビアサーバーだ。
台の下は冷蔵庫になっていてサーバーに直結しており、24時間以上ビールを冷やしておける。

 カウンター内側

 更に注ぐ直前に氷でも冷やすダブルクール方式。 この方式はもの凄く手間がかかるのだが個人的に一番好きなんだよね。

 サーバー内部

支配人にお願いして内部も見せてもらいました。 ありがとうございましたm(_ _)m

 さてビールも飲みませんとね。
まずは小グラス(小グラスと言っても433ml入ります)でサッポロの生。 570円(税込615円)

 生ビール

 次いで中ジョッキ(500ml)でエビス。 770円(税込831円)
やはり鮮度がいいですね。 一度注ぎにしてはきめ細かい泡。 自宅のビールだと三度注ぎしないとこうはなりません。

 料理はローストビーフ・スモールカット1180円(税込1274円)
100gということですが、それ以上に大きく見えるし満足度も高い。 

 ローストビーフ

 2種類のソースから選べるがここは王道のグレービーソースで。 粗塩が付いているがそのまま食べても美味しい。

 大人のポテトサラダ580円(税込626円)
固形&マッシュな好みの食感。 ベーコン、黒コショウでパンチもある。 量も多い。

 ライオンのポテサラ

 ビアホールで飲むとビールも料理も高くつくのが玉にキズだが設備や品質維持の手間を考えたら止むを得ない面もある。

 徹底的に品質保持に努めたビールは工場を出荷した時点から極限まで劣化を抑えており、その労力は相応の評価を得るべきではある。

 もうちょっと安ければ有難いというのが偽らざる心境だけどね(^^)

銀座ライオン秋葉原ラジオ会館店 
       東京都千代田区外神田1-15-16 秋葉原ラジオ会館B1F 無休

そらやで十旭日三昧!

    2月22日 日曜日の話

 日曜日の昼酒に大好きなそらやGO~

 そらやの提灯


 2時の開店直後にもかかわらずあっという間に8割の入り。 さすがの人気店ですな!

 お好み焼き屋でビールを飲んで来たので最初から熱燗で行きますよ。

  そらや名物の十旭日尽くしだ♪

 まず、十旭日純米五百万石。 +11度。

1-1.jpg  1-2.jpg

 どっしり辛口。 いいよいいよ~♪

 十旭日純米原酒改良雄町70。 +11度。

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 辛口に濃厚な旨みが加わる。 力強い原酒感あり。

 十旭日純米原酒五百万石70 19BY。 +7度。

3-1.jpg  3-2.jpg

 紹興酒感が入ってきますな。 熟れた感が強いですが辛口の切れ味もあり。

 徐々に色濃くなっていくのが面白いですな。
 
 こういう楽しみ方が出来るのもそらやならでは。

 さざえ

 新鮮なサザエが入荷しておりました。

 熱燗と一緒に。 クゥ~~ 昼間っからたまりませんな♪

 さざえのキモ

 このハラワタがウマいんだよね。 残す人がいるけど勿体ないよ

 飯蛸煮。

 イイダコ

 作り置きではなく注文を受けてから一人前を煮てくれる。

 あらかじめ作っておいた味がしっかり含まれた飯蛸煮も美味しいけど、
煮たてのあっさりした飯蛸煮も新鮮で美味しかった。

 いやぁ 幸せな日曜日でした(笑)

そらや 広島市中区八丁堀4-7 日東ビル1F 14:00~24:00 火曜休


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「最」にて奥播磨純米吟醸を飲む

  2月7日 土曜日の話

  「最」
裏ナンバで絶大なる人気を誇る立ち飲みである。

 この一、二年の裏ナンバの立ち飲み、バルの新規オープンラッシュは凄まじい。
来る度に新しい店がオープンしているような錯覚すら覚える。

 この最はこの界隈の立ち飲みでは古い部類らしいが狭い店内はギュウギュウの寿司詰め状態だ。
 
 最

 日本酒専門の立ち飲みである。 
生ビールや焼酎も有るには有るが日本酒の品揃えが秀逸であり、来店客のほとんどが日本酒を注文する。

 壁一面を覆う大型のクーラーにはザッと数えただけでも100種類前後の一升瓶。

 驚くのはその銘柄である。 日頃酒場で当たり前に目にするようなものはほとんどなく、上は而今純米大吟醸(一杯2200円)十四代純米大吟醸(同1900円)など滅多に見ることのない貴重酒がズラリ。

 クーラー

 高級酒が多く下は一杯550円くらいからのスタートであったと思う。

 料理も「100時間煮込んだスパイシーバケット」(600円)とか「春キャベツの牛タンミンチのロールキャベツ」(800円)などインスパイア立ち飲み的な料理が多い。

 このような料理ばかりだと軽く一杯という感じではないが、そこは白菜浅漬け250円、エノキポン酢250円などというメニューもあり比較的安めに抑えることも可能だ。

 私は一杯目が「刈穂 山廃純米生原酒(番外品)」

 生原酒

 生原酒らしいフレッシュさと山廃らしい力強さを兼ね備えた中々美味しい一杯。
香りを楽しむためにワイングラスで。
日本酒をワイングラスで飲むと中田英寿みたいで嫌だが仕方がない(笑)

 カウンターの端に燗付け器が置いてあったので二杯目は熱燗のお奨めを聞いてみた。
女性店員が勧めてくれたのが「奥播磨 純米吟醸 芳醇超辛」

 奥播磨

 初めて飲む銘柄だが実に美味かった。
純米吟醸でここまで熱燗に合う酒は過去2,3本しか出会ったことが無い。

 この酒をセレクトした女性店員恐るべしである。
ちなみに熱燗もワイングラスで出てくる(笑)

 酒のアテはフグ皮の湯引きポン酢。 400円か450円だったと思う。

 フグ皮湯引きポン酢

かなりたっぷり入っている。 当然のことながら日本酒との相性はいい。

 店員は男性1名女性2名の3人体制。 実にテキパキしていている。

 店内

笑顔を絶やさぬ爽やかな接客で立ち飲みながらある種の高級感も漂う。

 合計で1650円でした。

立呑み「最」 大阪市中央区難波千日前14-2 18:00~23:00 日祝休み


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キリンシティの三度注ぎ

    2月7日土曜日の話

 
 歴史のあるビアホールは東京や大阪には多いがビールメーカーの直営もしくは系列の店がほとんどである。

 その中にあって独自色を放っているのがキリンシティであろう。
このビアホールで注がれるビールは全て「三度注ぎ」で提供される。

 外観

 つまり何を注文しても5分以上待たされるのだが、敢えて一番まろやかな三度注ぎにこだわっているのだ。
ちなみにビールに爽快さを求めているサッポロ系の銀座ライオンは全て一度注ぎにこだわっている。

 土曜日の3時頃伺った。 ランチタイムは過ぎ去り店全体がガランとした時間帯。
店の中央にドラフトタワーが林立したビールを管理供給するコーナーがある。

 ドラフトタワー

 まずは看板のラガー(520円)ですね。 店長らしき人が注ぎ始める。
ジョッキやタンブラーではなくコブレットで提供されるのがキリンシティの特徴だ。

 まず一気に注いで放置される。 泡がコブレットの9分目近くまで盛り上がるが徐々に沈静化していく。
3分くらい経って2度目が注がれる。 グラスの縁を飛び越えるくらい盛り上がるが徐々に落ち着いてくる。

 更に2分くらい放置された後3度目が注がれて完成。

 キリンラガー

 ソフトクリームのようにきめ細やかな泡がこんもり盛り上がった姿が完成する。

 それにしてもウマい。 こりゃ本当にウマいぜ。(゚∀゚;)

 名物料理の一皿くらいは食べておきたいもの。  という訳で・・・ 
ソーセージ3種盛り(1100円)を注文。

大き目なソーセージで味もいいので満足度はあります。

 ソーセージ

 やっぱりビールにはソーセージが合うよね。
マスタードもこれでもかというくらいタップリで惜しげもないのがいい。

 2杯目はブラウマイスター(540円)を注文。
先程とは違う人が注いでいる。

 面白いのは注ぐ人によって味が違うと言うことだ。 もちろんビールの違いも考慮してのことだ。
一杯目は店長らしき人。 二杯目は従業員らしき人。 明らかに前者の方が美味しい。

 ブラウマイスター

 もちろん店員さんも普通の居酒屋の従業員などとは比較にならないくらい訓練された上手な方である。

 瓶ビールと違って生ビールは注ぎ手の技量の差が顕著に表れますからね。

他のキリンシティにも行ってみたくなった。

キリンシティなんばCITY店 大阪市中央区難波5-1-60 なんばCITY 南館1F  無休

丸徳の煮込みホルモン

   2月7日土曜日の話

 大阪、新世界。 土曜日の正午である。 メチャクチャ人が多い(゚Д゚;)

名物の串カツでも食べようかと思ったが人気店の行列たるや半端ない(; ̄皿 ̄)ヒィ~

ジャンジャン横丁のほうはまだ雰囲気があるが、新世界にはオッ魂消た!

 新世界

 ここは中華街か? (゚Д゚;)!

 ビルディングの串カツ屋があるぞ!(゚Д゚;)!!!!
串カツ屋ってそんなに儲かるのか?  俺もやるか!(* ̄∀ ̄) へへ

 しかし・・・

 儲かっている店を見ると急に憎たらしくなってワザと貧乏くさい店に入りたくなる病気が沸々と込み上げてくるんだよねえ。( ̄ー ̄)ニヤリ 俺だけ?(苦笑)

 何処にすっかなあ・・・と思案しながら歩いているとジャンジャン横丁の出口付近に誰にも見向きもされていない貧相な店がある。

 まるとく1

 こ、これは・・・
シブいを超越した一段階上のステージにある佇まいですな(゚Д゚;)

 新世界で沖縄料理といのも摩訶不思議な感じだが・・・ それにしても古そうッスね(汗)

 まるとく2

 まあ四の五の言わずに突入だ。 今更並んで串カツを食べる柄でもない。
店内には長いカウンターがあり先客が3名。 内側には店主の奥さんらしき女性が一名。

 表の大混雑が嘘のような静かな周囲から取り残されたような空間である。

 ムムム、これはなかなか・・・

 席に着いてまず瓶ビールを注文。 大瓶で480円。 広島県なら激安である。

 瓶ビール

 そして名物らしい煮込みホルモン(450円)を当然注文。
入口横の大鍋を体格のいい女性が掻き回している。 あそこで作っているらしい。

 小鉢ではなく皿に入れて出される。
This is酒のツマミ ですな(笑)

 煮込みホルモン

 ホルモンとフワですね。 シンプルな醤油仕立て。
あっさりしていますが食べていると馴染んでくる中々いい味付けです。

 豚足にも惹かれたが、むし豚(400円)を注文。
「塩味と味噌味のどちらにします?」と聞かれたので味噌味でお願いした。

 冷蔵庫から取り出したむし豚を小さくカットしてガスコンロの直火で炙り始めた。
バチバチ、パチパチと音を立てながら焼いていく。

 時々脂が落ちてボウッと火が大きくなる。
焼き上がったら特製の味噌ダレを塗ってネギをまぶして完成。

 茹で豚

 うん、美味しいですね。 酸味のある味噌がいいですね。 こりゃ確かに泡盛が合いそうな味ですね。

 〆にホルモンうどんを注文。
奥さん入口付近に戻って大鍋からホルモンとその汁をすくって湯掻いたうどん玉にぶっかけた。

 真っ黒なスープに驚かされるが味付けは実にあっさりしている。
ホルモンもしっかり入っている。 中華そば玉を入れるとホルモン中華になる(笑)
隣の常連はそうやって食べていた。 ちなみに両方とも袋麺なのは言うまでもない。

 ホルモンうどん

 途中でこれまた常連らしき80歳前後のお爺ちゃんが千鳥足で入って来た。
「さ、さけ・・さけ・・ちょーだい・・」
お爺ちゃんが酒を注文すると、女将さんは
「おとうさん、酔っぱらってるから酒は出せんよ! 冷ましてから来て!」
とピシャリ! 
お爺ちゃん「・・・・・」そのままカウンターで寝始めた(゚Д゚;)
女将さん「ここ寝るところと違うよ! 表で冷ましてきて!」
お爺ちゃん「P◆∥☆↓〇÷☆шДg・・・」と宇宙語で喋りながらフラフラと出て行った。

 お、大坂の下町だぁ・・(゚∀゚;)
酔っぱらったお爺さんは呉にもたくさんいるが、そのやり取りが如何にも大阪風のマッタリした感じで朝の連ドラを見たような気分になってしもうた( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ 

 女将は朴訥とした方だが実に腰が低い方で、カバンをガサガサさせていると「ティッシュですか?」といって箱ごと持ってきてくれたり、食べ終えて出ていこうとすると「もう一杯お水飲んでいきませんか?」とか兎に角よく気が付く。

 看板

 純粋な沖縄料理の店ではない。 沖縄の方が大阪のこの場所で暮らすうちにダーウィンの進化論よろしく環境に適応する形でこんな風に進化を遂げてきたのだろうか?

 謎に満ちた店であったが他のどの店よりもこの場所に馴染んだ店であったことだけは間違いない。
合計で1780円でした。

 丸徳 大阪市浪速区恵美須3-4-2  06-6631-3390  水曜休

「瓶ビール&餃子&焼きそば」って最強でしょ(笑)

  2月6日 金曜日の話

 黒門市場のすぐ側のホテルに泊まることになったので市場内で飲めそうな店を探す。

 餃子で検索すると三よ志という店が静かな支持を集めている模様。

市場の喧騒が嘘のような暗~い路地裏にボウッと灯りが灯っています。

 通り

 超場末チックな佇まいは確かに私好みな雰囲気ですが、さて如何に。

 みよし

 大瓶(600円)を注文しメニューに目を通します。

 瓶ビール

お好み焼き、串焼き、餃子、すき肉?、麺類と実にバラエティーに富んでいる。

 メニュー1

 メニュー2

 しかし餃子を食べると決めていたので評判の餃子(350円)を2人前注文します。
カウンターの内側には夫婦らしき方と若い男性。 恐らく息子さんかな。

 店主らしき方が鉄板で調理している。

 餃子

 皮は薄めですがモッチリしています。 餡はキャベツが入った甘みを感じるもの。 なかなか美味しいです。
中途半端にハネを付けたりする小細工をしていないのもいい。

他の方が食べていて美味しそうだった焼きそば(700円)も注文しました。
店主が手際よく炒めてあっという間に完成です。

 焼きそば

 味は気持ちがいいくらいソースの味というのかオーソドックスなものですが、麺がモッチリしていて美味しいです。
量も結構あるのが嬉しい。

店主のオジサンは表情をほとんど変えずに黙々と仕事をしています。
その朴訥とした雰囲気が何とも味わい深い(笑)

その姿からは「真面目」「勤勉」「正直」「実直」「頑固」「一徹」「親父」といった言葉が何故か脳裏に浮かんでは消えていきます。

生ビール(450円)も加えてトータルで2450円。

店を出る時に店主が「おおきに!」と言って頭を下げた。
真面目で物静かな大阪人もいるんだなあと思った(笑)

黒門三よ志 大阪市中央区日本橋1-16-4  06-6643-4098  日祝休

正宗屋にて白鶴を飲む

   2月6日 金曜日の話

 久しぶりの正宗屋。

 名物のカステラ&熱燗という珠玉の組み合わせを堪能しないままスルーは出来ません!

 正宗屋

 と言いつつも・・・ 正宗屋に来ると390円の激安大瓶を飲んでしまうんですな(汗)
前回とダブっておりますが土手焼きも注文しませんとね。

 これが運が良かったのかメチャクチャデカい3本が来まして(゚∀゚;)

 土手

 こんなデカい土手焼きを食ったのは初めてです。
味も前回より美味しく感じるなあ。 甘さの奥に何とも言えないコクがあるんですよねえ。

 おでんもつい注文してしまいますなあ。
玉子(90円)とタケノコ(90円)

 タケノコと玉子

 このタケノコがデカいこと(笑) 
根っこに近い結構固い部分なんですけど無類のタケノコ好きの私はこういう部分も好きなのであります。

 そして待望の熱燗一級(260円)とカステラ(360円)であります。
カステラというのは上がカニ味噌、下がタイの子で出来た正宗屋の大名物であります。

 カステラ

 な~るほど、こういう味ですか。
瀬戸内育ちで子供の頃からタイの子の煮付けで育った私には慣れ親しんだ味であります。

 こういう料理がまた滅法熱燗に合うんですよねえ。
それにしても白鶴の熱燗! 結構ウマいですねえ。

 白鶴

 こういう大衆酒場で飲む普通酒って何でこんなに美味しく感じてしまうんですかねえ(しみじみ)

 店員は適度にほっといてくれるし必要な時は呼べばすぐ来る。  一人でまったり飲むには最適な環境だね。
今回は隣に煩いオッサンはいなかったし(苦笑)

トータルで1550円でした。 いやぁ満足満足♪

正宗屋相合橋店 大阪市中央区千日前1-4-14  06-6211-0339  水曜日休


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Author:ほうすけ
広島県呉市在住 
酒をこよなく愛している男です。
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