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2015-09

野毛の小半で月桂冠

   9月9日水曜日の話

 福田フライで軽く一本呑んだ後、野毛の案内をお願いしている友人と合流。
大雨の中、お付き合いしていただき改めて感謝。m(_ _)m

 彼が一度行ってみたかったという小半で合流。
地下鉄の桜木町駅のすぐそばに店はあった。

 小半

 小料理屋風の落ち着いた店内。 奥のテーブル席についてまずは秋味で乾杯。

 秋味

 魚に自信がある店のようですね。

 まずは珍しいメヒカリの刺身(650円)
 定番の冷奴の小(350円)

 冷奴

 生野菜の盛り合わせ(650円)を注文。

 メヒカリは唐揚げは食べたことがあるが刺身は初めて。

 メヒカリ

とろけるけるような舌触りに上品な甘み、こりゃ抜群に美味しいですよ。

 生野菜も何が出て来るのかと思ったら
「谷中生姜、モロキュウ、エシャロット」の三点盛り。 シ、シブいですな。(゚∀゚;)

 生野菜

 それにしても谷中生姜というのが関東の酒場って感じですねえ。
魚が美味しいので月桂冠の熱燗に切り替え。

 月桂冠

 カワハギの肝和え(600円)シンコの酢の物(650円)を追加。
カワハギの肝和えは鮮度抜群の一品。 カワハギは地元呉でしょっちゅう食べておりますが、この肝和えも美味しいですね。

 カワハギ

 シンコは実に繊細で丁寧な仕事。 〆具合も絶妙。 熱燗に合いますねえ。

 シンコ

 二人で4合飲んで合計5850円。

 二人で飲んだとはいえ、この料理で一人3000円行かないのは良心的ですね。

 クジラ料理も興味深かったですが、クジラは私の地元では割と口にする機会が多いのでね。

 クジラ

 非常に牧歌的な雰囲気のある料理のウマい素敵な居酒屋でした。

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生ニンニクたっぷりのソースで食べるフライ。

   9月9日水曜日の話

 関東から東北地方を歴史的豪雨が襲ったまさにその当日、私は横浜の桜木町駅に降り立った。

 (´・ω・`)エライコッチャ

当初は土砂降りだったが野毛に足を踏み入れた途端に雨脚が弱まってきた。

 目当ては野毛のFFこと福田フライだ。

 野毛の街並み

 それにしても野毛とは呑兵衛の涙腺を刺激してくる素敵な街並みではないか(゚∀゚;)
聞いたことがあるような有名店が次から次へと現れてくる。

 そんな飲み屋街に福田フライはあった。
もっとも福田フライなどというのは常連が勝手に付けた俗称みたいなもので、店先には「立呑み処 フライ」と書かれてあるだけだ(* ̄∀ ̄)

 福田フライ

 福田フライは野毛の中でも指折りの人気店らしいが、天気が悪いせいか四分の一くらいの客の入りである。
時刻は5時ちょっと過ぎくらいか。 壁側のカウンターに席を定め大瓶のビールを注文する。

 大瓶

 店主らしき方が「何にしますか?」と聞いてきたので、
「たまご、あさり、レバー、あじ」の4種類のフライを注文した。

「普通のソースにしますか、それとも辛い方のソースにしますか?」と店主が聞いてくる。

 おっ 賛否両論ある辛口ソースってやつがこれだな。
ここは超個性的との評判の辛口ソースでいくしかあるまい( ̄ー ̄)ニヤリ

 ほどなくして揚げたてのフライが4本まとめてお皿に乗っかって登場。
既にソースがたっぷり絡めてある。

 フライ

 目の前に来た途端、ツ~ンと独特の辛味の刺激臭が鼻を刺す。
こりゃかなりインパクトのあるソースだ。 ニンニクの匂いがハンパない (゚Д゚;)

 見た目も凄い。 皿に垂れたソースに摩り下ろされたニンニクが大根おろしのように見え隠れする。

 こりゃ人と会う前には食えんわい!(; ̄皿 ̄)
何かに憑りつかれたようなと言うべきかね (((( ;゚Д゚)))

  唐辛子もたっぷりだが、やはり生ニンニクの味が凄い。
旨みがあるソースではないが他に類を見ない個性的なソースだ。

 揚げたてのフライに生ニンニクたっぷりの唐辛子ソース。 こりゃビール泥棒だね (* ̄∀ ̄)
フライは一本150円。 たまごはウズラ、あじは文字通りアジフライだ。

 レバーは普通だが、面白いのはアサリのフライ。 外からは原型をまったく彷彿することは出来ず、
固めの衣で一枚の板のように包まれて揚げてある。

 普通に考えればイマイチなんだが、このアホみたいなソースが衣に絡む絡む(苦笑)
店舗はまったく飾りっ気のないただの部屋という感じで、ひたすらオッサン達が辛いフライを黙々と食べる ( ̄∇ ̄;)

 店頭

 いいですねぇ~ この無意味な連帯感(苦笑)
学校の帰りに寄っちゃいけないところに寄って買い食いしているような妙にコソコソした感じがたまらん ( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ

 大瓶のビールが600円だったので、合計1200円。

 こりゃ仕事帰りにフラッと寄るにはエエ酒場ですね。

 ニンニクたっぷりだが今日はホテルなので大丈夫だぁ~(*´∀`)♪~
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春駒で親鶏と格闘する

   9月2日水曜日の話

 以前から狙っていたのだ、この酒場を!
この佇まい! 宣伝酒場という看板!  これで萌えなければ酒場オタクとう言えまい( ̄ー ̄)ニヤリ

 春駒

 それにしても・・・ 聞きしに勝るシブさですな(゚∀゚;)
カウンターの内側には調理中のお婆ちゃんが一人。

 まずは550円と書かれている瓶ビールを注文。 中瓶かと思っていたら大瓶が出てきた嬉しい誤算。
それにしても客の年齢層が高い(苦笑) 久しぶりに新入社員の頃に戻ったような気がした(苦笑)

 瓶ビール

 この店、実は「親鳥を出す」店として知る人ぞ知る店なのだ。
親鳥とは卵を産み過ぎてもはや役に立たなくなった年老いた鶏の肉の事で、全身岩のように固い。

 しかし、固くて商品には向いていないが、その比類なき歯ごたえに魅了される親鳥オタクは意外に多く、「親鳥じゃなきゃイヤだ!」という人もいる。 呉の酒場では昔からポピュラーな一品だ。

 だがその固さは半端ではなく注文して文字通り歯が立たず「やっぱり切って!」と店主に懇願する客も多い。 というわけで最近は最初から細かくカットされた状態で出すような店が増えてきた。

 ここ春駒はノーカットで親鳥を出してくれるマニアには堪らない店なのだ。
味付けはタレ、塩、味噌から選べる。 私はタレで注文した。

 焼くのにある程度時間がかかるので黒板にチョークで書かれた本日のお勧めから280円のポテトサラダも注文した。

 春駒のポテサラ

 このポテトサラダ、ウマし! 細切りのキュウリが入れてあるのも私好みだが、このキュウリに微妙に酸味があっていい。
漬物のキュウリを使っているみたいだ。 塩気もドンピシャ。 このポテサラ好きだぁ~♪

 最近はポテトサラダの美味しい居酒屋は増えてきたが、お婆ちゃんの作るポテサラはまた独特でウマいんだよね。

 さて、ポテサラを食べ終えるころ親鳥登場。 一本脚で登場だ。
まず一口。

 親鳥

 ゲゲッ 固い! ホンマに固い!(゚Д゚;)
こりゃ尋常な固さじゃない。 天性の強靭な下あごを持つ私の咀嚼力をもってしても噛み切るのが困難だ(汗)

 お婆ちゃんが「服に散らんように気を付けてね」
とおっしゃってくれるが無理だ!(((( ;゚Д゚)))

 噛むだけでは無理なので肉を咥えたまま両手で肉を引っ張らないと千切れない。
いわゆる食い千切るしかないので、切れた瞬間タレが飛び散る(苦笑)

 最初は顔を皿に思いっきり近づけて距離を殺し、最悪顔にしかタレが飛び散らないように気を付けていたが、あまりに固いので肉を咥えたまま「ん~~」と引っ張った瞬間にワイシャツに返り血のように飛び散った(汗)

 いわゆるカレーうどんを食べた後の白い服状態だ。( ̄∇ ̄;)(笑ってごまかすしかない・・)
「お婆ちゃん、こりゃ散らすなゆうても無理じゃ」
「そうじゃねえ」(笑)

 しかし、ウマい。 柔らかい若鶏には無い味があるのも事実。
 この食い千切るシチュエーションもアトラクション的な感じでたまらん。

 タレも甘ったるい感じじゃないのがいい。 この親鳥を求めて客が来るのも分かる気がする。

 二本目のビールを注文した後、豚耳ポン350円を注文。

 豚の耳

これも美味しい。 ポン酢系の味付けがポピュラーだが米酢が効いた他に無い風味。 ウマし。

 豚耳のナマスを食べている感じかな。 これまたキュウリの味がいいアクセントになっている。

 熱燗を飲もうかとも思ったが2合で500円って(笑) 2合からかいな(笑)

 面白そうだがもう2,3軒廻りたいのでね。 今回はこれで御愛想。
合計2280円。 税込なのでドンピシャの明瞭価格。

 春駒暖簾

 やっぱり大衆酒場はこうでないとね。
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月桂冠純米大吟醸鳳麟

   8月23日日曜日の話

 月桂冠純米大吟醸鳳麟

 月桂冠

 妻の実家から頂きました。

 実にバランスがよいというのかサラッと飲み易い酒。
香りはそれほどでもないが、程よいコクとなめらかな喉越し。

良家の貴公子といった感じ。 一升瓶なので冷蔵庫には入りません。 故にヒヤで。

 相変わらず牛スジ煮込を作ってます。

 相変わらず煮込み

 徐々にまともな味に(笑)

 湯豆腐

 夏でも湯豆腐(笑)


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冷ソーメン

  8月15日土曜日の話

 お盆。 実家に弟夫婦やその子供たちが全員集結した。

 お盆に大人数が集まると「冷ソーメン」ですよねえ。

 ソーメン

 大量にソーメンを湯掻いて、色とりどりの具を準備して嫁さん達は大忙しだ。

 ソーメンの具

 具は 大葉、ミョウガ、ねぎ、干しシイタケ、煮アナゴ、干しエビ。

 いやぁ 夏に大人数で食べる冷ソーメンって最高ですね!
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おじんの煮込みと誠鏡幻

   8月7日金曜日の話

 流れ流れて流川・・・ たどり着いたのは「夜あかし」
本日何軒目か忘れたが、久しぶりに「おじんの煮込み」が食べたくなった。

 夜明かし

 「おじん」とは「尾針」・・ つまりテールのことなのだ。
つまり「おじんの煮込み」とはテールスープのことである(汗)

 カウンターの奥には相変わらず元気そうなお婆ちゃん。

 お婆ちゃん暑いから薄着だ・・(; ̄皿 ̄)・・絶句・・・

 き、気を取り直して瓶ビールを注文(汗)

 ビール

「煮込み食べるでしょ!」
と言って煮込みが勝手に出てくるのは毎度のことだ。

 ウマい煮込み

 しかし・・・

ウマイ! いつも感じるのだが本当にウマい!
ここの煮込みは「広島一」美味しいのではないだろうか。

 スペアリブもウマい! 写真で見るほどデカくはないが、
秘伝の「バカタレ」(お婆ちゃんがそう言っていた)をたっぷり絡めて焼く。

 スペアリブ

 生の部分も若干残っているが(汗) 淡麗辛口なタレがいいね。

「おじんも食べるでしょ。」といつものやり取り。
「大きいほうを食べんさい。」とデカいテールが出てくる。ちなみにデカくても値段は同じ。

 テール1

とにかくデカい! スープの完成度ではデンスケが上だが、
牛テールのデカさは断然コッチが上だ!(゚Д゚;)

 テール2

メッチャボリューミー! 塩味のスープも美味しい。

純米大吟醸があると聞いてビックリしたが、ワンカップをシュポンと開けてグラスに誠鏡幻を注いでくれた(苦笑)

 幻
 
〆て3800円。 良心的な価格ですよねえ。

夜あかし 広島市中区流川4-18
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やっぱり夏は生ビールだよね

   8月7日金曜日の話

 夏はやっぱりビールですよねえ~♪
こちら「ヒロシマホップス」もウマい生ビールを飲ませる店として売出し中だ。

 ホップス

 真夏は自宅で缶ビールを飲んでも美味しいけど、やっぱりビアバーで生ビールを飲みたくなります。

 おっさんの看板がシュールだね(汗)

 看板

 この手の店に来たら必ずカウンターに座り、それもビールサーバーに一番近い所に座る。

 注ぎ手の技量等を確認し価格に見合う、そして何よりも看板に偽りのないウマイ生ビールを注いでくれるのか、この目で確認しないとね。

 カウンター中央には伝イタリア製のユニークなビールサーバー。 コックだけは日本製に取り換えていますね。
5種類の生ビールを注ぎ分けられる優れものだが、こりゃ樽やホースの管理が大変だろうねえ。

 イタリア製ドラフト

 かの山城屋さんの直営店ですが、ビールはオールサントリー。 
サントリーのウマい生ビールが飲める店という位置付けです。

 まず一杯目は、モルツ・ザ・ドラフト 480円(400ml)
 二杯目は、ザ・プレミアム・モルツ 480円(380ml)
 三杯目は、ハーフ&ハーフ 480円(380ml) ハーフ&ハーフは好きな銘柄を選んでブレンドしてもらえる。

生1  生2

           生3
 
 ちなみに量はビールの量ではなくグラスの容量です。 明示してあるのは好印象。

 ウム、美味しいです。

 個人的に一杯目に飲んだモルツ・ザ・ドラフトが好みですね。

 お通しにアンチョビ枝豆(300円)が付いてくる。
 アンチョビの風味はさほど強くは無いが塩気の塩梅がよく美味しい。

 えだまめ

 結構な量があり、しかも無料でお代わりが出来るとのこと。
ハシゴ酒の予定が無ければお代わりしたのですが残念ながら一皿で終了。

 ポテトサラダ(480円)はどうしても注文してしまいますね(* ̄∀ ̄)
大葉の風味が効いた面白い味。 なかなか美味しいです。

 ポテサラ

 最後に消費税が加わって合計2397円。
美味しいビールが三杯飲めて2000円台前半なのは悪くないんじゃないですかね。

ヒロシマホップス 広島市中区大手町2-8-1 日曜休

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いが餅

Author:いが餅
広島県呉市在住 
酒をこよなく愛している男です。
日本酒の魅力を発信できたらと思っています。

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