2017-06

松尾光平氏の生ビール!

   1月13日 火曜日の話

 新年初の東京滞在中にどうしても行っておきたい店があった。
ビアライゼ98というビアホールである。

 ビアライゼ98

全国にはビール注ぎの名人とか達人と呼ばれる方は少なからず存在するが、殊に有名なのが

(北の伝道師) 札幌の山本賢吉氏
(生ける伝説) 銀座の海老原清氏
(キリンの至宝) 新宿の松本宏氏
(神の遺伝子を受け継ぐ男) 新橋の松尾光平氏
(ビールの探求者) 広島の重富寛氏

の5名ではないだろうか。 中でも新橋の松尾光平氏は今は無き伝説のビアマスター新井徳司氏の直弟子とのこともあり特に有名である。

 現在はほとんど現存していないという60年前の円筒式のビールサーバーから繰り出される生ビールは日本一との誉れが高い。

 商業ビルの一階に店舗がある。
カウンターの内側には知る人ぞ知るドラム式とも円筒式とも呼ばれるビールサーバーが4機誇らしげに並んでいる。 

 氷冷式サーバー

 メインビールのアサヒのマルF(樽生)の前に座る。 ここで松尾さんの動きを堪能する。
当然マルFを注文。 

 大きめのタンブラーに一気にビールを注ぎ、しっかり泡立たせる。 しばらく落ち着かせて余分な泡をナイフでそぎ落として2回目のビールを一気に注ぎ、泡が溢れ出ている状態でコースターの上にグラスを置いてくれる。

 松尾さん

 確かにウマい。 まろやかでありながら必要十分な炭酸も残したバランスのよい味。 女性でも5杯くらいはスイスイ飲めるという伝説の一杯だ。  さり気なく簡単に注いでいるように見えるが僅かの時間にウマいビールを注ぐエッセンスが凝縮している。

 あっという間に飲み干してお代わりする。
そしてビアライゼ98の名物メンチカツを注文する。

 メンチカツ

 このメンチカツ、硬めの食感がまずいい。 肉の密度の高い好みのタイプ。 ソースは甘みのあるもので、付け合せのポテトサラダもキャベツも甘め。 これが居酒屋なら若干不満も残るがビアホールでビールと飲むと何ともいい感じで合うのだ。

 他にも行きたい店が山ほどあるが松尾さんを目の前にして2杯では名残惜しい。
最後に本日のお奨めビールから英国のバスペールエールを注いでもらう。

 樽生

 英国王室御用達とも言われる有名銘柄だがこれまたウマい。 松尾注ぎのなせる技か、外国産のビール特有のクセがなく実に飲み易い。

 ビールというものは出来た時点では皆同じように美味しいものだが管理、注ぎ方の時点で徐々に劣化していく。 つまりどんなに努力しても生産された時点よりも美味しくなることはない。

 いかに劣化の度合いを押さえるかが勝負で、別の言い方をすれば美味しいビールとはあまり味の落ちていないビールと同意語になる。 ビアライゼ98の生ビールは正にそういうビールだった。


お酒・ドリンク ブログランキングへ
スポンサーサイト

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://atukansake.blog.fc2.com/tb.php/337-7ca40126
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

立呑み庫裏 «  | BLOG TOP |  » ガリチュー

プロフィール

ほうすけ

Author:ほうすけ
広島県呉市在住 
酒をこよなく愛している男です。
日本酒の魅力を発信できたらと思っています。

アクセスカウンター

最新記事

月別アーカイブ

お酒を嗜んだ場所

お好きな場面を選んでください

居酒屋 (326)
北海道 (2)
東京都 (39)
神奈川県 (6)
静岡県 (3)
愛知県 (7)
京都府 (10)
大阪府 (63)
兵庫県 (3)
広島県広島市 (65)
広島県呉市 (109)
広島県東広島市 (2)
山口県 (1)
福岡県 (16)
家飲み (133)
花見、イベント等 (14)
随筆日本酒 (3)
壬生の花田植 (2)
日本酒カクテル (1)
酒のツマミ (6)
その他 (11)
未分類 (1)

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR