「ふくべ」で菊正宗の樽酒を飲む♪
3月6日金曜日の話
私の追い求めていた酒場がそこにはあった。
外から見れば何の変哲もない縄暖簾。 地味な店である。

しかし、一歩足を踏み入れると、そこは私にとってTDLやUSJのような夢の世界であった。
6,7人座れば一杯になるカウンター(テーブル席は別にあるが) そしてカウンターの内側には当年とって69歳の旦那さんが仁王立ち。
そこには鍋も無ければコンロも無い。 ただ酒を温める燗銅壺があるだけだ。
つまり燗付場が店の中心にあり店の旦那さんが一人シブく燗番をしているのだ。
この店の構造そのものに私は壁ドン並に胸キュンしてしまったのだ。
旦那さんの背後には全国の熱燗に合う銘酒がズラリ。

ほとんど純米と本醸造である。 男らしいではないか(ウットリ)
日本酒好きの私ではあるが如何にも「いい酒を揃えているでしょう」感を前面に押し出している小生意気な店主の日本酒バーは嫌いである。 「ウチは純米大吟醸と純米吟醸しか置いていません」などと自慢する店は特に嫌いである。
誰が何と言おうと私は普通の純米酒が一番好きである。
そして本醸造は燗映えする酒が多いのも厳然たる事実なのである。
まずは挨拶代りに名物のキクマサの樽酒から行きましょう。 もちろん熱燗である。

これほどのシチュエーションで燗酒が飲める機会は滅多にありません。
枡で計った酒を銅製の漏斗でお銚子に流し込みチャポンと銅壺に浸ける。

温度計なんかは使わない。 頃合いを見て旦那さんがお銚子の首を指で回しながら温度を確認する。
丁度よくなると客の前にサッとお銚子を置く。 お通しの昆布が一緒に出てくる。

シブすぎるぜ (゚∀゚;) キクマサは飲みごろのヌルめの燗だ。 う~ん、やっぱり菊正宗はウマいなあ。
最近多い腑抜けみたいな酒ではない江戸っ子の愛した灘の下り酒だ。
樽酒の横に通路があって奥が調理場になっている。
調理場には料理人がいて出来た料理を女将さんが配膳している。
この女将さんが如何にも江戸の職人の古女房然とした御仁。 明るくチャキチャキでおっちょこちょいで実にいい味を出している。
無口な旦那さんとお喋りで明るい女将の組み合わせは繁盛店の鉄則ですな。
つまみはまず塩らっきょう。

菊正宗の燗酒と塩らっきょうなんてシブすぎますな。
続いて以下のものを注文。
しめ鯖。 大阪のキズシ並に漬かったサバ。

熱燗によ~合うね。
タコの酢の物。

酢の物も燗酒に合うんですな。
モツ煮込み。

年に一度、開店記念日の前後3日間だけ作られる幻の一皿。
運よく御相伴に預かりました。
なぜ年に一回しか作らないの? と聞けば
「面倒だから」 だそうだ(汗) おそれいりました _| ̄|○
酒は以下のものを全て熱燗で。
司牡丹。 白鷹。 男山。 剣菱。 ウ~ム、男の酒すぎる(汗)

気分よく飲んでいると何だか異様な臭いが漂っている。
ひょっとして同伴君の口臭か? と一瞬たじろいだがどうやらクサヤの臭いだったらしい(苦笑)
隣の常連3人組がウマそうにクサヤ談議をしている。 聞けば
「この店に来たらクサヤを食べなきゃ! この店のクサヤは天下一品だよ♪」 とおっしゃる。
そこまで言うならと注文。

これが確かにウマい。 臭いは相変わらずだが(汗)
以前大統領で食べたクサヤに比べると遥かに高品質なのが分かる。
再び隣の常連3人組を見ると見たことも無いくらい美味しそうなハンペンを食べている。
美味しそうですね~なんて話しかけると
「この店のハンペンは名物だよ! ここのハンペンは絶対に食べなきゃ~♪」 とおっしゃる。
なにぃ~~ハンペンも名物なのか! よ~し食べるぞ~!

このハンペン。 メッチャ美味しいんですけど(汗)
名物料理を教えてくれた常連さんにお礼を言おうとしたら美味しそうなゆで玉子を食べている。
これがメチャメチャ美味しそうなのである。
「この店のゆで玉子は最高に美味しいんですよ! ここに来たらゆで玉子を食べなきゃ~♪」
な、なにぃ~~ ゆで卵も名物だったのかぁ!

ムオッ このゆで玉子、ムチャクチャ美味しいんですけど(汗)
この10年間くらいで食べたゆで玉子で一番美味しいかも?
このゆで玉子、木曜日だか金曜日の限定料理だったらしく運よく食べれたということらしい。
いやぁ 楽しかった。 久々に素敵な酒場を見つけちゃったなあ。

絶対にまた来るからね♪
ふくべ 東京都中央区八重洲1-4-5 日曜、第2、第4土曜休
私の追い求めていた酒場がそこにはあった。
外から見れば何の変哲もない縄暖簾。 地味な店である。

しかし、一歩足を踏み入れると、そこは私にとってTDLやUSJのような夢の世界であった。
6,7人座れば一杯になるカウンター(テーブル席は別にあるが) そしてカウンターの内側には当年とって69歳の旦那さんが仁王立ち。
そこには鍋も無ければコンロも無い。 ただ酒を温める燗銅壺があるだけだ。
つまり燗付場が店の中心にあり店の旦那さんが一人シブく燗番をしているのだ。
この店の構造そのものに私は壁ドン並に胸キュンしてしまったのだ。
旦那さんの背後には全国の熱燗に合う銘酒がズラリ。

ほとんど純米と本醸造である。 男らしいではないか(ウットリ)
日本酒好きの私ではあるが如何にも「いい酒を揃えているでしょう」感を前面に押し出している小生意気な店主の日本酒バーは嫌いである。 「ウチは純米大吟醸と純米吟醸しか置いていません」などと自慢する店は特に嫌いである。
誰が何と言おうと私は普通の純米酒が一番好きである。
そして本醸造は燗映えする酒が多いのも厳然たる事実なのである。
まずは挨拶代りに名物のキクマサの樽酒から行きましょう。 もちろん熱燗である。

これほどのシチュエーションで燗酒が飲める機会は滅多にありません。
枡で計った酒を銅製の漏斗でお銚子に流し込みチャポンと銅壺に浸ける。

温度計なんかは使わない。 頃合いを見て旦那さんがお銚子の首を指で回しながら温度を確認する。
丁度よくなると客の前にサッとお銚子を置く。 お通しの昆布が一緒に出てくる。

シブすぎるぜ (゚∀゚;) キクマサは飲みごろのヌルめの燗だ。 う~ん、やっぱり菊正宗はウマいなあ。
最近多い腑抜けみたいな酒ではない江戸っ子の愛した灘の下り酒だ。
樽酒の横に通路があって奥が調理場になっている。
調理場には料理人がいて出来た料理を女将さんが配膳している。
この女将さんが如何にも江戸の職人の古女房然とした御仁。 明るくチャキチャキでおっちょこちょいで実にいい味を出している。
無口な旦那さんとお喋りで明るい女将の組み合わせは繁盛店の鉄則ですな。
つまみはまず塩らっきょう。

菊正宗の燗酒と塩らっきょうなんてシブすぎますな。
続いて以下のものを注文。
しめ鯖。 大阪のキズシ並に漬かったサバ。

熱燗によ~合うね。
タコの酢の物。

酢の物も燗酒に合うんですな。
モツ煮込み。

年に一度、開店記念日の前後3日間だけ作られる幻の一皿。
運よく御相伴に預かりました。
なぜ年に一回しか作らないの? と聞けば
「面倒だから」 だそうだ(汗) おそれいりました _| ̄|○
酒は以下のものを全て熱燗で。
司牡丹。 白鷹。 男山。 剣菱。 ウ~ム、男の酒すぎる(汗)

気分よく飲んでいると何だか異様な臭いが漂っている。
ひょっとして同伴君の口臭か? と一瞬たじろいだがどうやらクサヤの臭いだったらしい(苦笑)
隣の常連3人組がウマそうにクサヤ談議をしている。 聞けば
「この店に来たらクサヤを食べなきゃ! この店のクサヤは天下一品だよ♪」 とおっしゃる。
そこまで言うならと注文。

これが確かにウマい。 臭いは相変わらずだが(汗)
以前大統領で食べたクサヤに比べると遥かに高品質なのが分かる。
再び隣の常連3人組を見ると見たことも無いくらい美味しそうなハンペンを食べている。
美味しそうですね~なんて話しかけると
「この店のハンペンは名物だよ! ここのハンペンは絶対に食べなきゃ~♪」 とおっしゃる。
なにぃ~~ハンペンも名物なのか! よ~し食べるぞ~!

このハンペン。 メッチャ美味しいんですけど(汗)
名物料理を教えてくれた常連さんにお礼を言おうとしたら美味しそうなゆで玉子を食べている。
これがメチャメチャ美味しそうなのである。
「この店のゆで玉子は最高に美味しいんですよ! ここに来たらゆで玉子を食べなきゃ~♪」
な、なにぃ~~ ゆで卵も名物だったのかぁ!

ムオッ このゆで玉子、ムチャクチャ美味しいんですけど(汗)
この10年間くらいで食べたゆで玉子で一番美味しいかも?
このゆで玉子、木曜日だか金曜日の限定料理だったらしく運よく食べれたということらしい。
いやぁ 楽しかった。 久々に素敵な酒場を見つけちゃったなあ。

絶対にまた来るからね♪
ふくべ 東京都中央区八重洲1-4-5 日曜、第2、第4土曜休
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