2017-08

カクテルバーしろ

     10月15日木曜日の話

 小倉の繁華街は駅前に展開しているので非常に便利だ。

 小倉の有名な旦過市場に隣接したような飲み屋街というのか・・

 商店街看板

 非常に狭い路地の中にその店はあった。

 路地

 この路地・・・

 し、シブすぎる(汗)

 路地2

 「カクテルバーしろ」 店を興して57年。 小倉バー中の老舗である。

 店名の「しろ」は「white」ではなく「castle」の意味だそうだ。

 しろ

入口の廻りには店主の趣味なのか大き目の植物で飾り立てられてある。

 入口

 店内もこれまた植物の多い空間である。 ユリのいい香りが心地よく鼻をくすぐる。

 私もバーはそこそこ通い詰めたクチだが、かつてあまり経験したことがない雰囲気である。

 店内2

 フルーツを使ったカクテルを得意としているのであろうか、
形のいい美味しそうなフルーツがカウンターの上にデコラティブに鎮座している。

 店内1

 この大量のフルーツと大量のユリの花がこの店のイメージを形成する大きな要素となっている。

オーナーは品のいい御婆様。 有名なバーテンダーであったご主人が他界された後も店を守っているのであろう。

 バーの価値観を何処に見出すのかは客の自由であり人それぞれである。

バーテンダーの技量。 店の雰囲気。 接客の妙。 あるいは酒の種類の豊富さなども大きな要素であろう。

 しかし名状し難い居心地の良さ、得も言われぬ癒しのオーラに満ち溢れている店こそが街場のバーの真骨頂であるとも言える。
一言で言えばこの店はそういう店である。

 慈愛に満ちた店である。 店主の仁徳によるものか客を包み込む優しさに満ちた店である。

 お通しの炒り銀杏。

 ぎんなん

 この美しい焦げ目に客に対する思いやりを感じるのである。

 名物の漬物の盛り合わせ。 見よこの量を。

 漬物

 これで茶漬け4杯は食えるではないか。

 カクテルは御婆様が心を込めて作ってくださったグレープフルーツのカクテル。

 カクテル

 愛に溢れた酒が不味かろうはずがない。

〆て1800円。 もう一杯飲むべきであったかもしれない。

 いや、もう一度飲みに来たいというこの気持ちを抱いて店を後にしてこそ大人の飲み方なのだ。
そして客にそう思わせる大人の接客なのである。

 カクテルバーしろ 訪れるべき価値のある素敵なバーである。

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