2017-08

鍵屋で桜正宗を飲む

   3月9日水曜日の話

 東京で最も由緒ある酒場の一つ。

 来てみてビックリ! こりゃ凄い!(゚Д゚;)
創業は幕末の安政3年と言うから今から160年前の話だ。

 鍵屋

 当初は酒の小売で店主曰く「今ならコンビニみたいなもんですよ」だそうだ。
店名は初代が荒木又右エ門の36人斬りで有名な伊賀上野鍵屋の辻の出身であることに因む。

 現当主は7代目、白髪の柔和な紳士だ。 カウンターの内側でお燗番をしている。

 鍵屋店内

 平日の雨の日であったが店内は満員。 予約していなければ入れたかどうか。
店は狭くカウンターに6,7人。 座敷も小さ目で小さなちゃぶ台のような机が幾つか並んでいる。 ギュウギュウ詰めだ。

 カウンター

 それにしても歴史的建造物とも言うべき店舗が超絶シブい。 大正元年の建築だそうで、関東大震災でも東京大空襲でも焼けなかったのだ。

 元々は踊りの稽古場だったものを居酒屋に改造したという。

 古い酒場には雰囲気に味があっても安普請なものが多いが、鍵屋は古くて狭いのであるが柱や梁は立派なもので、この先何十年の使用に耐えられそうな骨太さがある。

 天井

 大正時代の息吹に触れたければ訪問必至の超名酒場である。

 料理はいにしえの酒場の肴そのままで、これまた何十年使われているのか想像すら出来ない机の上で食べる様子は映画の1シーンのようであり、もはや料理がウマいとかマズイということすらどうでもよくなってくる(笑)

 ビールと机

 調度品の数々も古いものが多すぎて一々書いていられないが、明治末期の東京随一の人気芸者「萬龍」を使ったカブトビールのポスターには恐れ入った。(酒は正宗、芸者は萬龍と謳われた伝説的な芸者)

 萬龍

 メニューの板もシブいですなあ。 値段は安くはありませんが、このような歴史的建造物を維持管理するには金がかかるのだ。 無粋なことは言わぬことだ。

 メニュー

二人で以下のモノをいただいた。

 煮奴 580円  すき焼き風の甘辛い汁で煮込まれている。 何故かスナズリが入っている。

 煮やっこ

 うなぎのからくりやき 490円 × 2  これ美味しいッス(^^)

 くりから焼き
 
 とりかわやき 520円  これも美味しい。 パリッと香ばしく強めの塩も江戸らしくていい(笑)

 鶏皮焼き

 とりもつなべ 690円  肝が入っています。 味付けは煮奴と同じ。

 とりもつ鍋

 味噌おでん 540円  でんがくですな。 コンニャク、ちくわぶ、豆腐の三点セット。

 でんがく

 お新香 470円  これは見ての通り。

 御新香

 さらしくじら 740円 おばいけですね。

 さらしくじら

大瓶 710円
熱燗 550円 桜正宗と大関を一合づつ。

 熱燗

 料理も昨今の流行を無視した歴史を感じさせる何とも味のあるレパートリーだ。
この場にいることを感謝したくなる名酒場でしたよ。 ♪(´ε` )
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● COMMENT ●

やっぱりココは良いですね~
東京で時間が取れないかなぁ…

建物フェチなら楽しめますよ(笑)
味が有り過ぎる酒場でした♪


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