カキ料理専門店というより居酒屋ですが悪くありません
広島に来たら「かき船」で牡蠣料理に舌鼓を打ってみたい、そう思ったことがある人は決して少なくないでしょう。
かく云う私もその一人ですが広島県民ながら有名な「かき船」で牡蠣料理を味わったことは一度も無い。
広島駅にある「かき船」の支店ではあるけどね( ̄ー ̄)
これから書くのは「呉のかき船」であります。
ここで全国の方に「かき船」とは何であるか一筆啓上するのも無駄ではあるまい。
そもそも広島で牡蠣の養殖が始まったのは室町時代と言われている。
かき船は江戸時代には既に存在し幕末にはそれなりの人気を集めていたようである。
明治時代には70隻、昭和初期には全国で150隻以上登録があったというから実数はそれ以上だろう。
戦後便利な陸上の繫華街に店を移転する業者が増えその数を急速に減らしていったという。
現在は広島市に2隻、呉市に1隻、長野県松本市に1隻など4、5隻が営業中らしい。
大阪にも数年前はありましたが今はどうなのか不明。
丘にありながら店名に「かき船」の看板を上げて営業している店は尾道市や松山市、米子市などにもある。
さて、そのかき船でもっとも有名なのは広島市の太田川に浮かぶ「かき船 かなわ」であるのは間違いない。
繁華街や駅ビルにも出店し今や高級でお洒落な牡蠣料理専門店の地位を築いていると言っても過言ではない。
かなわは江戸時から続く牡蠣の養殖業者でそのルーツは古いが「かき船」を始めたのは昭和38年なので「かき船」の歴史そのものは古くない(それでも今や50年以上の歴史ですけどね)
さて、本日紹介する呉の「かき船」は100年以上の歴史を誇る超老舗だ。

現在経営をしているオーナーは35年前に前オーナーから引き継いだそうだが連綿と呉市中心部を流れる堺川のこの場所で営業を続けている。船は木造からFRPに変わったそうだけどね。
呉には以前5隻のかき船があったが現在はこの「かき舟」1隻だけだ。
「丸吉」「かき龍」「竹鶴」ときて現在の「かき舟」で4代目の屋号だという。

ちなみにカキの土手鍋のルーツは呉にあるという。 大正時代に営業していた前記「丸吉」に土手焼きのメニューがあったからだ。
当時の呉には全国から労働者が集まり愛知県から来た人が地元の八丁味噌を使ったら美味しいと店主に教えたのが始まりだと言われている。
さて、呉市が誇るこの「かき舟」であるが広島の「かき船」(フネの字が違うのにご注意)のイメージで来ると戸惑うに違いない。
というのも広島は年中牡蠣料理が楽しめる牡蠣専門的な店だが呉のかき船は冬しか牡蠣を食べることができない。
また牡蠣料理のレパートリーも多いわけでもなく普通の居酒屋並みである。

いや、この際はっきり言おう。 呉の「かき舟」は完全なる居酒屋である。 それもエエ感じの大衆酒場である。

つまり牡蠣料理専門店としてみると若干物足らないが居酒屋として見ると結構いい店なのだ。
この日も大生を2杯飲んだが1杯650円とリーズナブルだ。

500円のササミカツもボリューム満点で思わず「エライ!」と褒めてあげたいくらいだ。

この日唯一食べた牡蠣料理「かき、ユズバター醤油焼き」は想像したものとは違い鉄板焼きと云うよりも柚風味のスープ煮といった趣。

あまり体験したことがない牡蠣料理で中々面白いがまぁ普通の出来である。牡蠣そのものはいいものだけどね。
一言で言えば「かき船」の形をした居酒屋というと分かりやすいかな。
看板にも「味の居酒屋」って書いてあるしね(* ̄∀ ̄)

約10年振りに利用しましたが面白かったですよ(* ̄∀ ̄)
かく云う私もその一人ですが広島県民ながら有名な「かき船」で牡蠣料理を味わったことは一度も無い。
広島駅にある「かき船」の支店ではあるけどね( ̄ー ̄)
これから書くのは「呉のかき船」であります。
ここで全国の方に「かき船」とは何であるか一筆啓上するのも無駄ではあるまい。
そもそも広島で牡蠣の養殖が始まったのは室町時代と言われている。
かき船は江戸時代には既に存在し幕末にはそれなりの人気を集めていたようである。
明治時代には70隻、昭和初期には全国で150隻以上登録があったというから実数はそれ以上だろう。
戦後便利な陸上の繫華街に店を移転する業者が増えその数を急速に減らしていったという。
現在は広島市に2隻、呉市に1隻、長野県松本市に1隻など4、5隻が営業中らしい。
大阪にも数年前はありましたが今はどうなのか不明。
丘にありながら店名に「かき船」の看板を上げて営業している店は尾道市や松山市、米子市などにもある。
さて、そのかき船でもっとも有名なのは広島市の太田川に浮かぶ「かき船 かなわ」であるのは間違いない。
繁華街や駅ビルにも出店し今や高級でお洒落な牡蠣料理専門店の地位を築いていると言っても過言ではない。
かなわは江戸時から続く牡蠣の養殖業者でそのルーツは古いが「かき船」を始めたのは昭和38年なので「かき船」の歴史そのものは古くない(それでも今や50年以上の歴史ですけどね)
さて、本日紹介する呉の「かき船」は100年以上の歴史を誇る超老舗だ。

現在経営をしているオーナーは35年前に前オーナーから引き継いだそうだが連綿と呉市中心部を流れる堺川のこの場所で営業を続けている。船は木造からFRPに変わったそうだけどね。
呉には以前5隻のかき船があったが現在はこの「かき舟」1隻だけだ。
「丸吉」「かき龍」「竹鶴」ときて現在の「かき舟」で4代目の屋号だという。

ちなみにカキの土手鍋のルーツは呉にあるという。 大正時代に営業していた前記「丸吉」に土手焼きのメニューがあったからだ。
当時の呉には全国から労働者が集まり愛知県から来た人が地元の八丁味噌を使ったら美味しいと店主に教えたのが始まりだと言われている。
さて、呉市が誇るこの「かき舟」であるが広島の「かき船」(フネの字が違うのにご注意)のイメージで来ると戸惑うに違いない。
というのも広島は年中牡蠣料理が楽しめる牡蠣専門的な店だが呉のかき船は冬しか牡蠣を食べることができない。
また牡蠣料理のレパートリーも多いわけでもなく普通の居酒屋並みである。

いや、この際はっきり言おう。 呉の「かき舟」は完全なる居酒屋である。 それもエエ感じの大衆酒場である。

つまり牡蠣料理専門店としてみると若干物足らないが居酒屋として見ると結構いい店なのだ。
この日も大生を2杯飲んだが1杯650円とリーズナブルだ。

500円のササミカツもボリューム満点で思わず「エライ!」と褒めてあげたいくらいだ。

この日唯一食べた牡蠣料理「かき、ユズバター醤油焼き」は想像したものとは違い鉄板焼きと云うよりも柚風味のスープ煮といった趣。

あまり体験したことがない牡蠣料理で中々面白いがまぁ普通の出来である。牡蠣そのものはいいものだけどね。
一言で言えば「かき船」の形をした居酒屋というと分かりやすいかな。
看板にも「味の居酒屋」って書いてあるしね(* ̄∀ ̄)

約10年振りに利用しましたが面白かったですよ(* ̄∀ ̄)
スポンサーサイト



● COMMENT ●
トラックバック
http://atukansake.blog.fc2.com/tb.php/753-d4e56cd4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)