北九州カクウチ探訪28 居酒屋さいとう こりゃ北九州一っスね!(`・ω・´)キッパリ
日曜日に営業している角打ちはほぼ無いと言っていい。 それが一軒だけあったのだ。 その名も居酒屋さいとう。
名前だけを聞くと立飲み、あるいは居酒屋のようにも見えるが長年の角打ちウォッチングの経験から私には妙な確信があった。
この店は絶対に角打ちだと。 しかも朝から飲めるという。 こりゃ行くしかないでしょう(* ̄∀ ̄)
最寄りのスペースワールド駅で降りスマホ片手に店を探す。 なだらかな上り坂が長く続く。
かつて八幡製鉄所があった跡地は実に広大で店まで遠い! 25分かかってようやくたどり着いた(;´Д`A
この辺りは中央地区と呼ばれかつては八幡地区の中でも特に栄えた地域らしいが今や兵どもが夢の跡という感じですねぇ・・・

呉を見てるみたいで妙に親近感が湧いてきますなぁ(遠い目・・)
さて、その居酒屋さいとうですが昭和に建てられたであろうマンションの1階にあります。

斎藤酒店の横に居酒屋さいとうの暖簾が下がっています。

日曜日の午前中ですがしっかり営業しておられますな。 ここまで来て臨時休業、もしくは廃業(古い角打ちはこの可能性がバカになりません)していたらショックですからね。

暖簾を潜り店に入る。 L字型のカウンターの内側にお爺さんが一人。 この方が店主であろう。 お客さんはまだ誰もいない。
まず目につくのは冷蔵ケース。 料理がビッシリ。 凄い種類だ(゚Д゚;)

延々と歩いてきたのでまず瓶ビール。 歩かないでもビールですけどね( ̄▽ ̄;)

料理は数えたら51種類あった!(゚Д゚;) まだ午前11時前である。
一体お爺さんたった一人で何時から仕込んでいるのだろう?
とりあえずカツオの刺身とメザシを選択。 メザシは老大将が電子レンジで温めてくれた。
隣の酒屋とは当然繋がっている。 両方を一人で店番しているようだ。

元々は普通の角打ちだったのだが料理が好き過ぎて飲食店の免許を取ったそうだ。
カツオの刺身が美味しいですね。

こういう酒場で摘まむメザシもまたよし♪

私が飲んでいる間も色々と料理を作っている。
居酒屋と名乗っているのは料理と真剣に向き合っているというプライドだろう。
ただ老店主一人で酒屋と飲み場を仕切っているのだ。 角打ちと名乗って憚りは無いであろう。
酒屋を始めたのは40年前だが、なんと角打ちを始めてから30年間無休だという!:(;゙゚'ω゚'):スゲェ~
元々はお父さんが八幡製鉄所の東門付近で角打ちをやっていたそうでその店は兄が継いだそうだ。 製鉄所全盛のころは凄く繁盛していたそうだが4年前に閉店したそうだ。 4年前に来ればその店でも飲めたのにね。 残念(´・ω・`)
「昔は小倉よりも八幡のほうが賑やかだったんですよ」という言葉に八幡愛が滲み出ている。
「この店は暖簾分けではなく私が初代です」と言い切る大将に自分の店に対する誇りを感じた。
それにしても30年間一日も休み無しなんて凄過ぎる!:(;゙゚'ω゚'):
「私は料理を作ってお客さんと接するのが大好きなんで辛いと思ったことは一度もありません。 この齢になっても毎日が楽しくてしょうがないんです」という。 う~ん、素晴らしい。 こりゃ角打ちの大将の鏡だ!(゚∀゚;)
元々は立飲みだったが常連が高齢化してきたので最近椅子を入れたという。
それにしてもココも猫ちゃんがマスコットのようですな。 雄のスーちゃんと雌のミルちゃん。
親猫の代からこの店に住み着いているそうだ。 2匹とも美形ですな。 猫を抱いている時の大将は幸せそうですねぇ(* ̄∀ ̄)

店内は元ソフトバンクの秋山のポスターが貼りまくってある。 奥様が大ファンなのだそうだ( ̄▽ ̄;)
ちなみに大将はミスタージャイアンツ長嶋茂雄のファンだそうです。
これほど素敵な店と大将に出会えたのにビール1本で帰るのはもったいないね。
九州菊のヒヤも一杯。

料理もクジラの刺身と菜の花の辛し和えを追加。
クジラは臭みもなく量もタップリ。 こりゃヒヤ酒に合いますねえ。


ダイコンのツマも全部手切り。

「ダイコンが美味しいですよね」と大将の談。 〆て合計で2550円。
価格的には角打ちというよりも大衆酒場ですが昔の10分の一くらいしか客が来ないのに毎日これだけの料理を準備するためにはやむを得ないですよ。 いや、むしろ安いとすら思えちゃいます。
白髪頭の大将は一見すると画家のようにも見えますね。 その話をすると店に飾ってある高倉健の水墨画を見せてくれた。

「これ私が描いたんです。 健さんが好きでねぇ」って大将何から何まで凄すぎます!:(;゙゚'ω゚'):
もう文句は無い。 この店こそ北九州の角打ちの頂点である。(`・ω・´)キッパリ
名前だけを聞くと立飲み、あるいは居酒屋のようにも見えるが長年の角打ちウォッチングの経験から私には妙な確信があった。
この店は絶対に角打ちだと。 しかも朝から飲めるという。 こりゃ行くしかないでしょう(* ̄∀ ̄)
最寄りのスペースワールド駅で降りスマホ片手に店を探す。 なだらかな上り坂が長く続く。
かつて八幡製鉄所があった跡地は実に広大で店まで遠い! 25分かかってようやくたどり着いた(;´Д`A
この辺りは中央地区と呼ばれかつては八幡地区の中でも特に栄えた地域らしいが今や兵どもが夢の跡という感じですねぇ・・・

呉を見てるみたいで妙に親近感が湧いてきますなぁ(遠い目・・)
さて、その居酒屋さいとうですが昭和に建てられたであろうマンションの1階にあります。

斎藤酒店の横に居酒屋さいとうの暖簾が下がっています。

日曜日の午前中ですがしっかり営業しておられますな。 ここまで来て臨時休業、もしくは廃業(古い角打ちはこの可能性がバカになりません)していたらショックですからね。

暖簾を潜り店に入る。 L字型のカウンターの内側にお爺さんが一人。 この方が店主であろう。 お客さんはまだ誰もいない。
まず目につくのは冷蔵ケース。 料理がビッシリ。 凄い種類だ(゚Д゚;)

延々と歩いてきたのでまず瓶ビール。 歩かないでもビールですけどね( ̄▽ ̄;)

料理は数えたら51種類あった!(゚Д゚;) まだ午前11時前である。
一体お爺さんたった一人で何時から仕込んでいるのだろう?
とりあえずカツオの刺身とメザシを選択。 メザシは老大将が電子レンジで温めてくれた。
隣の酒屋とは当然繋がっている。 両方を一人で店番しているようだ。

元々は普通の角打ちだったのだが料理が好き過ぎて飲食店の免許を取ったそうだ。
カツオの刺身が美味しいですね。

こういう酒場で摘まむメザシもまたよし♪

私が飲んでいる間も色々と料理を作っている。
居酒屋と名乗っているのは料理と真剣に向き合っているというプライドだろう。
ただ老店主一人で酒屋と飲み場を仕切っているのだ。 角打ちと名乗って憚りは無いであろう。
酒屋を始めたのは40年前だが、なんと角打ちを始めてから30年間無休だという!:(;゙゚'ω゚'):スゲェ~
元々はお父さんが八幡製鉄所の東門付近で角打ちをやっていたそうでその店は兄が継いだそうだ。 製鉄所全盛のころは凄く繁盛していたそうだが4年前に閉店したそうだ。 4年前に来ればその店でも飲めたのにね。 残念(´・ω・`)
「昔は小倉よりも八幡のほうが賑やかだったんですよ」という言葉に八幡愛が滲み出ている。
「この店は暖簾分けではなく私が初代です」と言い切る大将に自分の店に対する誇りを感じた。
それにしても30年間一日も休み無しなんて凄過ぎる!:(;゙゚'ω゚'):
「私は料理を作ってお客さんと接するのが大好きなんで辛いと思ったことは一度もありません。 この齢になっても毎日が楽しくてしょうがないんです」という。 う~ん、素晴らしい。 こりゃ角打ちの大将の鏡だ!(゚∀゚;)
元々は立飲みだったが常連が高齢化してきたので最近椅子を入れたという。
それにしてもココも猫ちゃんがマスコットのようですな。 雄のスーちゃんと雌のミルちゃん。
親猫の代からこの店に住み着いているそうだ。 2匹とも美形ですな。 猫を抱いている時の大将は幸せそうですねぇ(* ̄∀ ̄)

店内は元ソフトバンクの秋山のポスターが貼りまくってある。 奥様が大ファンなのだそうだ( ̄▽ ̄;)
ちなみに大将はミスタージャイアンツ長嶋茂雄のファンだそうです。
これほど素敵な店と大将に出会えたのにビール1本で帰るのはもったいないね。
九州菊のヒヤも一杯。

料理もクジラの刺身と菜の花の辛し和えを追加。
クジラは臭みもなく量もタップリ。 こりゃヒヤ酒に合いますねえ。


ダイコンのツマも全部手切り。

「ダイコンが美味しいですよね」と大将の談。 〆て合計で2550円。
価格的には角打ちというよりも大衆酒場ですが昔の10分の一くらいしか客が来ないのに毎日これだけの料理を準備するためにはやむを得ないですよ。 いや、むしろ安いとすら思えちゃいます。
白髪頭の大将は一見すると画家のようにも見えますね。 その話をすると店に飾ってある高倉健の水墨画を見せてくれた。

「これ私が描いたんです。 健さんが好きでねぇ」って大将何から何まで凄すぎます!:(;゙゚'ω゚'):
もう文句は無い。 この店こそ北九州の角打ちの頂点である。(`・ω・´)キッパリ
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