北九州角打ち探訪（３０） 梶田酒店 ここもええよ♪

　チャンポンで腹は膨れましたが今回の遠征で何としても北九州の角打ち制覇を３０軒の大台に載せたかったのでもう一軒行ってみたかった梶田酒店までやって参りました。

　

　その梶田酒店ですが・・・　ここもシブいですな！(￣▽￣;)　

　そばを流れる川も今は無き折尾の名店を彷彿させますな。

　

　店内にはお婆ちゃんの女将と先客が２名でしたかな。
　
　変形コの字型のカウンターと離れ小島的なカウンターがあります。　立飲みではなく席ありです。

　冷蔵庫に値札が貼ってあって客が好きなモノを選んで飲むパターン。　瓶だけではなく缶ビールもあります。

　ここでは３５０ミリのキリンのラガーをチョイス。　２６０円っスｗｗ

　

　白髪の優し気な女将がいいですね。　常連の客層も年齢が高く人柄の良さそうなお爺ちゃんばかりだ。

　

　今まで行った角打ちの中でも家屋内平均年齢が高い部類です(*￣∀￣)　

　メザシは２匹で１００円。「もう冷めたんですが・・」と女将が申し訳なさそうに出してくれた。

　このメザシが何故かウマいんですよねぇ～(*￣∀￣)　

　

　昭和２１年頃、女将の母親の代に開業したそうです。　既に７５年ですね。　合計で３６０円でした(￣▽￣;)　

　フウ～　これでついに３０軒制覇だ！　

　

　かつては北九州市内に２００軒あったとも言われる角打ちですがこの１０年くらいの間に一気に減って今や５０～６０軒くらいとも言われている。

　コロナでまた減っていれば４０軒台になっているかもしれない。　私が回った店の中でも既に３軒以上は閉店しているみたいですしね。

　皆さん、北九州の無形文化財に触れるのは今の内ですよ。　多分１０年以内には半分以下になるでしょうから(；´Д`A